自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

近況

2022年04月01日 | 写真と文

         (花もご高齢)  



新しい年が明けて年賀状でも投稿しようかなぁ…
などと考えているうち気がついたらもう4月!

最近はいつもこうなんです
思うばかりで月日だけがどんどん先へ行く。

ある出来事が昨日だったか、それとも先週だったか、
あれ? 胸に手を置いてじっくり思い浮かべたら
なんと今朝の出来事だったなんてことも。

ひとり暮らしの上口中に痛みを抱えて
普段ウもスも声を出すことがない
夜の音読も痛くてやめちゃったし。

感音性と聴音性と合併した難聴に
高齢というおまけの追い打ちで
宝石並みの補聴器は役立たず。
人との会話も出来るだけ避けたいし。

その上念入りに
幸か不幸か生まれつきと言っていいほど
ひとりの世界は好ましいときているし。


なんだか認知症近道に迷い込んだような?
わたし絶対ボケないと宣言したにしてはちょっとお粗末ね。

それでも現状を維持してゆけさえしたら万々歳
(一番難しいところは目をつむって)
なぁんて天然自然に迷信してるんだけど。 ~w(☆o◎)w~

初冬

2021年12月04日 | 写真と文

(杉苔と田向の枯葉)


おそ秋の頃撮った写真なのにもう12月
何も変わらない日常、というわけでもありません。




息子からの電話 「もうすぐ着くからね。鍵開けといてよ」
はいはいと降り立ったら玄関の戸にもう人影が

早かったね!元気そう!
横縞のTシャツに短パンサンダル履きの軽装で顔3分の2以上覆うマスク
向こうもお元気そうでと笑いながらもちょっと違和感が…
お互い恋人同士みたいにじっと見つめあってから…
「あ!むすことまちがえたぁ(◡‿◡*)★☆★☆ 

時々訪れる民生委員のおとうさんでした!
息子と同じ白髪頭体格も似ているし、目しか出てないんだもん。

「息子さんはいくつですか?」
「65歳です」
「私は70歳です」と、なんだか嬉しそう
良かった!60歳じゃなくて)^o^(



ブログに載せようか、
コロナのこと、息子のこと、太郎のかわいこちゃんのこと
などといろいろ考えているうちに、日だけがどんどん先に行っちゃって
気がついたらカレンダーもこの1枚きり。

師走は皆さん気ぜわしい。










秋の花見

2020年10月04日 | 写真と文




萩が散り始めました

コロナの秋もここだけは

優しい空気が流れているようです

毎年見馴れた風景を心に描いて待ちわびて

今年もまた無心で立ち尽くす幸せな時を持ちました

 










期限切れ?

2020年08月23日 | 写真と文



コロナ禍で今年のお盆は孫たちの帰省もなく
息子夫婦がお墓参りと会食のあと沢山食糧を仕込んで
「眺めているだけでなく、消費期限を確かめてせっせと食べきりなさいよ」
と念を押して、そして過ぎてゆきました。


1週間玄関のカギはかけっぱなし
時たま宅配の不在通知表が落ちていて
1週間テレビは読むけどウーともスーとも発音せず
でも笑い声だけはちゃんと出るので心配せず
1週間屋内のみカタツムリみたいに居場所を変えている
気がつくとこんな日頃でありながら、無事平均年齢も超えたんですよ。

 
自立して生活できる「健康寿命」はそれよりほぼ12年も短くて
厚生労働省は20年ほどかけて健康寿命を3年以上伸ばすのが目標だとか
そういえばこの10年あまりは正体不明のバイキンに取りつかれて
ひとりキリキリ舞いしたこと何度もあったっけ…
あれで「健康寿命」の関門くぐりぬけたのかな?


その調子で100歳まで生きるよ、と息子がニヤリとするたび
おおイヤなこと! 大いに反発するのは間違いなく本心からと思うけど
私の使い古した頭の中では今日も何かがのんびり歌っているのです!
のんびりと、気楽に!  (ノД`)・゜・。。。  

狭庭に長梅雨

2020年07月27日 | 写真と文


今年も大きな災害を残しながら梅雨の季節が通り過ぎようとしています
日本の風物詩の一つとしてのソフトな詩情にもかなりの変化をもたらして。

地球は変貌する。  どんな風に??
一人前以上大きく憂えては笑ってしまうのだけど
でも太郎たちやもっと先の子や孫たちの未来を想像するとき
うなだれて未完のままノートを閉じるしかありません。
どうにもならない先のことまで想像するのが
この年代の特権とでも言えるのでありまする。



あちこちから苔を戴いては出来立ての庭に植えていた彼が逝き
あとの手入れも出来ぬまま30年。
敷石のほかは地面が見えぬほどびっしりと緑に覆われた長雨の狭庭
この放置に近い自然の庭がいいのか悪いのか分からぬまま
差しあたっては美しいものとして眺めることにしているのですが
手抜きながらも管理は年々身に応えます。

「いっそのこと画室を建てたら?   から始まって
「木を取っ払ってガレージ作れるならナイスだけど! 
「目いっぱいのサンルームにしてランチ食べたい!
親孝行子不孝を取り混ぜていろいろと意見でましたよ
それを抑えるために
草むしりって気分変換に一番よなどとやせ我慢言いながら
10年後、50年後、実に先行き不明の我が家の庭も想像するのでありまする。

文月の雨

2020年07月03日 | 写真と文



あっという間に一年の半分を過ごしてしまいました。
真夏日もあったはずなのに、昨日今日は涼しくて生き返ったみたい。
でも梅雨はまだたけなわ西日本、関東方面に豪雨が続くのはお気の毒です。



水浸しなのに何故6月を水無月と名付けたのでしょう?
無は「無し」ではなく「の」を意味するそうで、だから6月水無月(水の月)
ちなみに7月を文月と呼ぶのは七夕などの書を現しているのだとか。



コロナ禍で帰省できなかった太郎次郎と息子夫婦と
オンラインで会って元気もらいました。
と言っても
聞きたいのに難聴。話したいのに声帯萎縮。



もっぱら4人の会話を見ながらそれでもひとり喜んでいるだけ
世の移り変わりを強烈に悟った一瞬でもありました(*^^*)。






Eちゃんの薬局からとどいた健康食品の一部です。
世界は変貌しても、人情に変わりはありません。


三月のシクラメン

2020年03月10日 | 写真と文


この冬零下の日は皆無で温度管理がよかったのか
例年枯らしてしまうシクラメンが今も盛り!
しばらくぶりEちゃんからのお便りを花と一緒に眺めながら
とてもとてもあったかい気分になりました。

世はあげてコロナウイルス禍で大騒動
先の見えない不安の真っ黒い雲で覆われているみたい
人も物も流れは途絶えて家の中でひっそりしているのでは。
なかには支持率の上がり下がりで青息吐息の人もいるだろうに
とは余計なことを。

ご念の入った出不精に加えて体のタガも緩み始めた誰かさん
台風の夜さえ安穏な幸せに浸りきっている安らぎ人だから
テレビの報道を見る度の、精一杯な気遣いもやや的外れ (✿☉。☉)…・;

とは言いながら
「コロナ禍」より重い「舌禍」を背負ってときにユーウツな身としては 
Eちゃんの不安もシクラメンのかほりも一緒くたに
栄養剤として飲み込んで辛うじて均衡を保っているのかも
などと自己弁護したりして。

健気に咲き続けているシクラメン
どうぞいつまでもきれいな姿を見せてくれますように。

冬がゆけば

2019年11月24日 | 写真と文

夕焼け


この半年間は何をして暮らしたのかあまり記憶に残っていません。
辛い時間はすこしでもはやく過ぎてくれないかと願ったのは覚えているので
同情した脳どのが無意味な記憶だけを省いてくれたのかもしれません。

と勝手な解釈をしていたら思わずにやりとなりました
その間にあった嬉しいことだけ
ちゃーんと覚えてる(*^^*)

たんすの引き出しの奥に花模様の可愛らしい封筒があるので
中を覗いてみたら10万円の現金が!

いつからだったでしょう、我が家では毎年元日に家族そろって新年を祝った後
息子が全員に御歳玉を配る習慣ができました。

この臨時収入がとても嬉しくてそのまま箪笥にしまい込み
時々眺めて楽しんでいたもの~いくつか溜まったとききっと1個抜け落ちたのでしょう
週一で医院に通うタクシー代が気になり始めたけど、これで当分解決。

こんなうっかりならときどきあってくれないかなぁ(#^^#)

それにしても時の流れは速すぎて数年間の出来事もいっしょくた、とはね
いっそのことこの先来る厳しい冬などは飛び越えて
花開く明るい春に思いをはせましょうか
ついでに口中に住む厄介なものも、早く消え失せてくれますようにと願いつつ…。

花は見ている

2019年08月17日 | 写真と文

Eちゃんが置いていった花、甘い香りに癒されます


口中に刃を抱えて迎えたお盆
うーんと大げさに表現してみたらこんな風の
結構イライラする今年のお盆でした。

ある時は窮余の一策
とげとげの歯にガムを張り付けて、グッドアイデア一大発見した気になったのですが
ガムを通して歯の先端が舌に刺さり敢え無く一晩でダウン。

素人の私には歯で舌を傷つけるなんてこと
簡単に治せそうに思うのですが。
ろくに手当てもしないで長いお盆を休むとはほんといい加減じゃありません?<`ヘ´> 

でも捨てる神あれば拾う神あり、とか
お嫁のEちゃんは薬剤師
うがい薬に飲み薬、痛み止めやら軟膏やら
漢方ドリンクに栄養剤までうんとこさ持ってきてくれました
見ただけでもう治っちゃった感じ

歯の老化が私よりずっと先輩の息子は
このときとばかりニタリとしているのは癪ですが、さすが的確にアドバイスしてくれるので
気分的には随分リラックス、実は鼻歌で過ごした日もあったっけ?

私がふらふらしている間に
お墓参りも買い出しも皆してくれて
彼らが帰った後冷蔵庫には刺身やら肉類がいっぱい詰まっていました
舌が半分ボロボロになっているのに、食事だけは普通にできるんですよぅ!

よほど普段の行いが良いのでしょうね?! <(^o^)>

寸評

2019年07月08日 | 写真と文

(ひと夜の花月下美人)

ダブダブズボンでO脚の金さんが、せかせか歩いて近寄ります。
待ち受けるトラさんは、内心押し隠しつつも固い握手を交わし
肩を抱いてかわす笑顔は瞬間で、役者のように表情は七変化
金さんと歩調を合わせてゆったり「越境」する長めのX脚。

イヨッ、大統領!!


予期せぬトランプ劇場は幕が開いたけど中身はお粗末
でも設えられた貴重な大舞台では周りの観客が騒然と。
散々書きわめき立てた自称他称の評論家さんたちも、
挙句~~無常感に陥ってしまったみたい
今は何事もなかったように静かです。


長い目で見れば、この不毛の世界に
どのようにか影響をもたらすのでしょうか?


トラさんはニヤリとしてつぶやいたかも。
「いつか分かるだろう、楽しみだ】(~_~;)


ピンクのブラウス

2019年06月12日 | 写真と文
( 白い菖蒲が咲いたけど)


長いこと続けたカラートリートメントを止め、自然のままの白髪に戻してから半年以上
我ながら半ば呆れ半ば楽しんで眺めたザンバラ髪も限界で、短くカットしパーマをかけました。
案外可愛らしいba~ちゃんに変身出来たかな?な~んて。
何だか別人になったような気分です(#^^#)

鏡を覗ぞくたび あれ?この人は? とか刺激受けるのが新鮮だし
手順ひとつ省略しただけなのに入浴時のリラックス感は思いがけず倍増するし
だいぶ儲かった気分にもなっちゃった。

半面意外な発見がひとつ。
それまで着用していた地味色洋服が何だかダサい
好きだった黒や紺は余計ババくさい
ピンク、オレンジ、クリームといった淡い色彩に白を取り合わせたら白髪に似合うよ!

この前、目をつぶって処分したばかりというのに、
  “2~3年使わないものは迷わずごみ箱へ“ って? 
そりゃあないでしょ! 嘘ばっかり<(`^´)>

いくら駄々をこねようが年に十数回は医者行きが必須の条件でして
季節が変わるからそのたび着るものも違うわけだけど
じゃぁ十数枚新たに新調する?おしゃれのためなら? 
そんなバカ出来るわけないでしょ

せめて色紙で着せ替え人形でも作って遊んだら?
と、さすがにこれの実行はありません。

鏡の前で白髪ばぁちゃん、塩ッぱい、甘辛い、変な百面相が上手になりました。

平成が終われば

2019年01月13日 | 写真と文


家族5人が集まって、
運び込まれた食料と衣類と日用品と電気器具とその他もろもろで空いた場所は満杯に
食べて飲んで話して満足感に包まれて、いつもと変わらぬ歳末を迎えたのに、
年頭の感慨だけが異なるのを感じたのは私だけではなかったと思います。



すっかり成人した孫二人と息子夫婦、
今年は例年より一日早く皆が集まったので食後
今後を見据えての家族会議が始まりました。

世界情勢を睨みながらも我が家の経済状態は概ね良好らしく
男性陣は明るく楽しそう、
ほんのりアルコールが入って少々エスカレート

で、あの、成り行きで年越しそばも、お年玉も、ついでに…
驚いたことにお雑煮まで24時間早まっちゃった  w(☆o◎)w 


ただ、ひとりになってから私少々メランコリー。

同年代の天皇が退位され、昭和とそして平成も過去となりゆくこと
頭の切り替えが追い付かなくて、新たな年明けが何か切ない。


エンドレス想いは尽きないけれど
今年366日をそれなり有意義に過ごせたらと心から念じたのでした。





落日の色

2018年09月29日 | 写真と文

(湖はないけれど

描きあぐねて窓辺に立つと眼前にゆったり開けていました
大きな夕日が沈みゆく見近にあったふるさとの風景は新鮮!
この大空の色と空気を小さな画面に押し込めるなんてムリ!

夕映えの湖畔と空に、形良い料亭が影絵のように映れている
いつだったかのドライブで強く印象に残っているところがあり
対比が「絵」のように鮮やかで、なんとも魅力的な素材なので
「絵」に出来たらと挑んでは諦めて仕舞い込むこともう3年目。

(九月二十八日)  実は… この日もそうでした(-_-;) 



「危険な」台風が近づいているという秋の夕空です。