自然はともだち ひともすき

おもいつくままきのむくままの 絵&文

危険な時代

2018年07月29日 | ひとりごと


あらァ 今日も朝からギンギラギン!
寝苦しい一夜が明けて、昨日と変わりない朝を迎えて
まぶしい戸外を覗くとき、被災地の方々に聞こえないようこっそりと愚痴ります。

 


   昔、昔、あるところに。
   クーラーはもちろん、扇風機さえ無かった貧しい国がありました!!

   夕方、日が沈むのを待ちかねて大人も子供も団扇片手に戸外へと涼を求め
   足元の蚊を払いつつ,着せてもらった浴衣の柄など見せ合いっこしたり。

   いつしか時がたち夜も更けてくると
   一人減り二人減り おしゃべりの輪は崩れて
   部屋いっぱい涼し気に吊るされた蚊帳の中へ
   家族と、どうかしたら幼馴染までが一緒にいるその中がまた楽しそう~

      (ΦωΦ\ココハドコ? アタシハダアレ?




テレビもスマホも、ゲームもイヤホーンもイメージさえ浮かばないころでしたが。
滑稽ね。年寄りのたわごとと、一言で笑い捨てることが何故か出来ません。

冷房は止めたら危険。
ときには40度近くまで上昇する熱風、
これほど環境を変えてまで、人間は何を目指そうとしているのでしようか。

未だかつて経験したことのない暑さに向かって
どうやら危険な道程を歩いているらしい日本、いえ地球全体?
災害は今回も当地をうまくすり抜けて行ってくれたようですが
「危険」の淵を歩いていることに変わりはない、との思い
熱く正してくださる人はいませんか?

バラード(終活3.続き)

2018年07月16日 | 写真と文


大阪の地震に驚いている間もなく天変地異は矢継ぎ早に二の矢三の矢と。
幸い、と言っていていいのかどうか分からないけれど
自分の周辺に限ればこともなく過ぎているこの間にも身辺整理は粛々と(>_<)


当時か細い心血を、それなり懸命に注いだ筈の画布の上に
思い悩んだ末カッターを当てたとき、案じたほど心の乱れが無かったのは、
被災された人たちの生々しい現状を報道で目にしたせいがあったかもしれません。


あの想像さえできない恐ろしい災害が
自分の身には降りかかることがないと誰が断言できるでしょう?
この絵たちを巡って生きた数十年の悲喜こもごもを懐かしむとき
無事に今日の日を迎えることが出来たのは、本当に有難く。
 

ボランティア半分お手伝いしてくださる人を頼んで
懸案の絵の置き場整理、お陰様で大半が済みました(@^^)/
ほんとに、ほんとに捨てるのですかと何度も念を押し確かめてから
それなら拾わせてもらいます、と真顔でおっしゃったNさん
廃材と化したひと群れをも丁寧に処理して下さいました!


     



何をするにも、なんと申しても、もう自力では出来なくなってしまったことに
代わるがわる襲われていた哀感とか諦観とかはすっかり影を潜めて
いえもう一段強力になったらしい自然への畏怖の前では
まことにあっかり、のほほん、が一番と思いいたるまで達観?したらしい昨今でございます。