初夏に近い明るい陽射しの中
あるかなし微風が木々の新芽を揺らしています
休日を楽しむ子供たちのざわめきは無く
帰省子の足音も途切れました
楽しいはずのゴールデンウイークの幕開けなのに
ひっそり静まり返った公園は見ているだけで何か切ない。
口中のトラブルが始まってから1年
この間やむを得ず3個の歯科医院でお世話になり
そして同じ診療科でも随分差があることを初めて知りました。
最初は「歯の治療は痛いのが当たり前」
診察台が拷問台と変わって大きなストレスになり病状が悪化
二つ目は
「とにかく痛くない治療」がモットーだったけど
機械が古くて結果はイマイチという感じ
三つ目になったら
削るのも磨くのも静かに洗い流すようで痛くない
ただし事務的な対応で親近感は湧かなかった
何かにすがりたい弱みを抱えていても
人間ってなかなか満足はできないものなんでしょうか。
どれもが舌にはあまり触れず
歯の器質的な問題に対する治療のみそれもほとんど終わったので
これ以上通院するのも無意味な状況とはなりました。
幸い痛みも半分以上好転し、ときに全快を疑うこともあるほど。
きっかけとなる歯の劣化は出来るだけ食い止めなくては。
か細い神経も図太く構えて痛みの伝達を断たなくては。
さぁ 嫌なこと気にせずのんびり過ごしましょう…
とは思いたいけど、
この静かなあまりにも静かな公園の風景は、見ているだけで悲しく切ない。