へるしーな日々

            やーやの日記
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貝の子プチキュー

2010-03-01 19:30:17 | Weblog

茨木のり子さんの、唯一の絵本 貝の子プチキュー」を読みました。読むというより、眺めたというほうが適切かも・・・


プチキューは ちいさな ちいさな 貝の子どもでした で、はじまる絵本です。

プチキューは、はまぐりおじさんや、たつのおとしごに出会いながら旅をします。
痛かったり、さびしかったりで、プチキューはエンエンエンと泣きます。

 

力をふりしぼって水の上にでると、そこは星月夜でした。 こんなきれいなものをみたのははじめての

プチキューは、しみじみ しあわせでした

でも、絵本に常套のハッピーエンドではありません。そこが彼女の作った絵本かもしれません。
子供たちが、どういうふうに受け取るか? 親はどう説明するかしら?と考えます。

死生観を感じるというと大げさかな~
こどもたちと一緒になって、読んだあとにお話ができるといいなと思います。
そのお話は、きっとそれぞれに違っていることでしょう・・・それでいいのだと思います。

茨木のり子さんのファンとして、じっくり味わいました。
内山ふじ江さんの絵もブルーを基調にして、とても素敵でしたょ。
  
  
 福音館書店 発行      読んであげるなら 5才から
                    
自分で読むなら 小学校初級から 

                     と、裏表紙にありました。

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