昨日は、ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」を観る機会がありました。
2004年に、六ヶ所村に、原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成しました。
映画では、稼動に向けて動き出した巨大な国家プロジェクトをめぐり、さまざまな立場の村民が登場します。推進も反対も、核と共に生きることを余儀なくされています。
この映画は2006年 グループ現代が製作されたものです。市の図書館で 上映会が開かれました。
映画はイギリス、セラフィールドの再生工場付近(白血病の子供が生まれる確率が高いといわれて問題になっている)のことにも触れていました。
この日は元原発建設現場監督 故平井憲夫氏 が書き残された文が資料として配られました。それを
読んでいくと、自分が原発に関していかに何もしらなかったのか・・・と唖然とさせられます。
(日本熊森境界会報より抜粋)
毎年、電力会社から多額の広告費をもらっている日本のマスコミには、原発に関する負の情報は掲載されません。その結果、国民が全く真実を知らない国になっています。
今、収束の見込みもない大事故を起こしている福島原発。取り返しのつかない事態です。
熊森は、このような自己を予見されていた平井氏の文を、全国民に伝えたいと願っています。教科書に載せるべきです。
詳しくお読みになりたい方は下記へ ↓
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
電気を使わない生活を望んでいるわけではありませんが、子や孫のことを考えると何とか原発に頼らない生活ができないものかと思います。
人の手で作った物ですから、人の手で止めることもできるのでは・・・と、
無知なやーやは考えます。
今まで、知らなさ過ぎました。
原発は運転を止めてそのままに放置しておくと、サビが来てボロボロになり、穴が開いて放射能がもれてくる・・・
一回でも運転すると放射能だらけになり、止めたままにしておくことも、廃炉、解体することもできないものになってしまうのだそうです。
やっかいな、しろものなんですね~
まず、知るということから始めなければならないと思っています。