先日見てきた 能面展 では、能面にもいろんな種類があるのを知りました。
あまりなじみがなくて、知っているのは小面(こおもて)と翁(おきな)の面くらいでしょうか。
岐阜面遊会の主催で、20点余の作品が展示してありました。その日は見学の人が少なかったので、ゆっくりじっくり鑑賞させていただきました。
翁
かろうじて知っている小面(こおもて)を正面から撮るのと↓
ちょっと下がって角度を変えて撮ると、表情が変わります↓
能を舞う人(舞う?というのかどうか)は、顔の角度で表情を表すのでしょうか。
能面辞典によると
能は、能面を身につけて行う、一種の仮面劇です。能面は「おもて」といわれ、曲の位(くらい)を支配するほど能楽師にとって重要なものです。
能面の基本型は約60種、今日では、二百数十種あるといわれています。
たくさんの種類があるのですね~
この日、展示されていた面を種類別にアップしてみます。
[男面]
邯鄲男
平太
中将
猩々
[異相面]
大とびで
大べしみ
黒ひげ
[女面]
増す髪
うば
はじめにのせた、小面も女面ですね。
能は、継承されている演劇としては「世界最古」といわれる日本独自の舞台芸術だそうです。世界無形遺産に指定されています。
その能の舞台で使われる能面、大事な日本の文化を支えているものと学習しました。