ゆうべは冷えたと思ったら、今朝は雪が舞っていました。
地面と木が、うっすらと雪に覆われています。大雪の地方は大変だろうな~と思うものの、体験したことがないので、実感がないのです。
ひとりばえの南天も雪化粧!
車で出かけるのに道路が凍っていては困るのですが、時間が経つにつれて道路の雪は溶けてきました。
明日の来客に備えて献立作りをして、買い足すものをメモ書きして、いつもよりゆっくりと買い物をしました。
レジを通って、買ったものを袋詰めしていたら横の女性が、「やーやさん、こんにちは」と、声をかけてくれた。
「ちっとも変わらなくて・・・」と話すその女性はどなたなのか??
どうも、しばらく会っていない方らしい・・・ やーやより少しお若い方・・・
どなただったか? と、記憶の曳き出しをさぐる・・・
「いえいえ、年をとってしまいました・・・」などとあたりさわりのないことをしゃべり、手を動かしながらも頭ではどなただろう?!と考えるのだがわからない。
袋に詰め終わった女性は「では、お元気で・・・」と離れて行かれた。とうとう別れるまでどなたかわからないままでした。
なんだか、すっきりしない気持ちです。
わかったような顔をしないで、失礼でも「どちら様でしたか?」と、お尋ねすべきだったと後悔の念が湧いてきました。
わかったような顔をして、あたりさわりのない会話をしていることの方が失礼だったと思えてきて、フゥーっと ため息がでてきます。
こんな風に少しづつ忘れることが増えていくのでしょうか。
夕方の風が妙に身にしみる冷たさでした。