6日に起きたトルコの地震は
日に日に死者が増加して
トルコとシリアで合わせて37000人を超え
16万人が避難を余儀なくされているそう
当初はまさかそこまでいくとは思っていなかったから
個人的にはびっくり
被災者の救出とともに、違法建築の業者が100人以上逮捕される事態となり
トルコも地震が多い国なのに
建物がきちんと建築・検査されてなかった状況に
すごく驚かされる
もちろんそれだけが理由じゃないだろうけれど
耐震の設備って本当に大事だなって思うし
日本だっていつ南海トラフ地震やその他の大地震が来るかわからないから
この先も家を建てるならちゃんと耐震基準を守って作って
できるだけ安全・安心に暮らせるようにしてほしいと思う
そしてそれでふと思ったのが
こんなに被害者の多い大地震ってほかにあったっけ?
ってことで、調べてみると
地震の規模が一番大きかったのは、1960年のチリ地震(M9.5)
でもこれは知らない人も多いから
2000年以降だと、2004年のスマトラ島沖地震(M9.1)で
その次が2011年の東日本大震災(M9.0)
それから地震の被害者の多さはどうかというと
1900年以降では、一番多かったのが1976年の中国・唐山地震(死者・行方不明者242000人)
二番目がさっき出てきた2004年のスマトラ島沖地震(226000人)
で、少し空いて6位が皆さん歴史の教科書でご存じの1923年の関東大震災(143000人)
こんな感じで桁違いの被害が続くので
東日本大震災はトップ10にも入ってなかった(東日本大震災の死者・行方不明者・災害関連死は合わせて22000人ほど)
わたしたちにとってはとんでもなく大きい被害だったと思ってたけど・・・
ところが
1900年以降に発生した地震による被害額の大きさは
1位が東日本大震災(32.8兆円)
2位が阪神淡路大震災(21.3兆円)で
3位が2008年、87500人の死者・行方不明者を出した中国・四川地震(17.5兆円)
こんなところで日本がトップ2独占・・・
でもね
これだけお金をかけて守ってきたから
被害がその程度で済んだ、って思ったら
それも大事だなって思えますよね
そんなわけで
災害については、上には上があるし
そこから人を守っていくために
十分な手間とお金をかけていく必要があるってことだと思う
失った命はお金では取り戻せませんから・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました