これはニュースを見た方も多いかもしれないけど
1月にブラジルで
母のMRI検査に付き添った40代の弁護士の男性が
腰に銃を隠し持ったまま検査室に入ったところ
強力な磁力により銃が暴発して腹部を撃たれ
その後手当の甲斐なく亡くなってしまったという
日本ではかなり一般的になっているMRIは磁気共鳴画像と言い
強力な磁力により体内を鮮明に映し出す装置で
その磁場を作るときパシンパシンと大きな音が出るから
知ってる方も多いと思うし
検査を受ける前には金属類はピアスもペンもピンなども体からすべて外すように説明を受けるし
ペースメーカーや脳動脈瘤の金属クリップ、入れ墨などが入っている場合は
検査自体が受けられない
それは強力な磁力で金属が引き寄せられると
命の危険があるから(検索すると、はさみや車いすなどがどんな勢いで吸い寄せられるのか動画が見られます)
今回のように銃でなくても
小さな金属でも本当に危険だし
例えばピアスでも耳たぶは千切れると思う
もちろん点滴を下げる棒とか車いすも危険で
磁場の影響を受けないところに置くとか、MRI対応の物に変えないと
ものすごい勢いで機械に吸い寄せられて
当然事故が起こる
なので本当に注意が必要
この男性がなぜうっかり銃を持ったまま検査室に入ったのかはわからないけど(ブラジルは銃は合法でしたっけ?)
あらかじめ決められていた検査ならともかく
例えば家族が急に具合が悪くなって病院に呼ばれた場合は
事前のそういった説明はないかもしれないし
それでもどうしても検査室に入らなくちゃならない場合は
普通は検査技師さんなどが注意を促すはずだけど(この方は説明はちゃんと受けたようです)
銃だから出せなかったのかしら・・・
事情はともかく
病院でそういった危険なものは必要ないし
そうでなくても
もしご家族のことなどで病院に急行した場合は
MRI検査の時は金属は持ち込み禁止ってことを
ちょっと頭の片隅に置いておくほうがいい(検査中でなくても機械は動いていることが多い)
因みにうちの母は4回ほどMRI検査を受けたけど
わたしは検査室まで入ることはなく
検査室の前で車いすの母を検査技師さんにお渡しして待つだけだった
ただ緊急の場合はいろんなことが起こりうるから
注意が必要かも、ですね
ってことで
内緒で持ってた銃で自分の命を奪ってしまったMRI検査室でのお話
検査を受けようとしていた母親は本当につらかったと思う
みなさまもMRI検査の時はちょっとお気をつけくださいね
遊びに来てくださって、ありがとうございました