これはアメリカ、マサチューセッツ州のお話なんだけど
ウースター公共図書館では3月を「猫月間」に設定し
図書館の本を紛失・破損した場合は
通常は手数料がかかるんだけど
猫月間は、猫の写真を提供してくれたら手数料を免除するそう!
(ちなみにこの写真は「猫の壁」一面に張り出されているとのこと)
これは図書館の職員に猫好きな人が多かったことと
本を紛失・破損して弁償金(手数料)を払った場合、図書館から足が遠のく人が多いため
利用者を減らさないために考えた策だという
しかも写真のみならず、イラストや雑誌の切り抜きでもよく
さらに猫だけじゃなく、犬やアライグマ、シャチ、カピバラなど、他の動物でもいいそう
結局動物の画なら何でもいいみたいで
小さなお子さんが描いた絵でもOK
その効果は抜群で
最初の5日間だけで
猫の絵を提供してまた本を借りられるようになった利用者は400人近くに上ったとのこと
って
たった5日間で400人が本を紛失・破損するとなると
1カ月では単純計算で2400人が本を紛失・破損することになり
当然本も2400冊かそれ以上・・・
破損した時生じる修理費がどれくらいかはわからないけど
けっこうな額になりそう💦
なんちゅう太っ腹な図書館
しかも今までにも寄付活動で罰金を免除したこともあったそうで
今回が初めてじゃないみたい
こんな図書館があったら
地域住民はそれはもうせっせと利用するんじゃないかな
ただ
それなら気軽に紛失しても大丈夫、なんて思う人がいないとは限らないけどね
でも
今まで5冊以上本を紛失してきた人にこのルールが適応されるかは検討中とのことで
何でもかんでも許されるわけじゃないみたい
ってことで
世界にはこんな太っ腹な図書館もあるよっていうお話でした
まあ期間限定だけど・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました