青森のみちのく記念病院で
同室患者が歯ブラシで頭部を何度も刺して殺してしまった事件
最初はなんでうその死亡診断書を書いたのか
理由が全くわからなかった
だってこういうのはある意味
病院だって被害者
もともと患者さんに危険な兆候があったなら、それは隔離しないといけないから
そういうことを怠って隠したかったのかと思ってた
ところが続報を聞いたら
死亡診断書を書いたのは、認知症の入院患者!
その方は医師免許を持っていたらしいけど
会話も成立しないくらいの状態なのに
どうやら夜間など医師がいない時間に患者が死亡した場合は
その認知症の患者に死亡診断書を書かせていたらしい・・・
それはもう常態化していて
その認知症の患者のことは
スタッフたちは「みとり医」と呼んでいたというから恐ろしい
だって
もともと医師だったからって
認知症の人に死亡診断書を書かせるなんて
素人が書くよりずっと危険
警察が押収した死亡診断書の死亡理由には
半数以上が「肺炎」と書かれていたというから
ずっとそういう風にして書かせていたんでしょうね
そうなるとこの事件も
夜間のことだからいつも通りその認知症の患者に書かせて
適当に処理したってことなのかな
ここはどうやら近隣の人たちの間では
墓場病院と呼ばれていたそうで
長い間医療とはいいがたいことが繰り返されていた可能性もある
間違った死亡診断書を受け取った患者さんのご家族は
今まで何とも思わなかったんだろうか・・・
それにしても
人手の問題などがあったとしても
医師は責任もって最後まで患者の命を診ていかないといけないし
これはもう病院とか医師の仕事はしてないってこと
こんな病院が日本にあったなんて・・・
でもたぶんこういう病院は他にもあるんでしょうね
この病院の母体はいくつかの病院や施設を経営してるけど
そっちは大丈夫なのかなって思ったり
うちの近くにもそういう病院があるかもしれないなんて考えちゃう
だから
病院や医師はちゃんと選ばないといけないと思う
まさしく命を預けるところだから
医師や看護師などからは必要な説明は十分受けて
そのうえで疑問があればちゃんと確認して
納得がいかなければセカンドオピニオンを求める
医療が年々発達していても
自分がかかる病院や医師は自分の目で見てよく聞いてきちんと確かめる
それがやっぱり大事だなって思わされた
青森の病院のお話でした
遊びに来てくださって、ありがとうございました