ネットのニュースで「これはいいかも」と思ったのが
花王と理化学研究所が発表した
殺虫成分を使わない蚊の駆除剤の開発
それがなんと界面活性剤と水を混ぜたものとのことで
こんなに身近にあったのね!ってびっくり
界面活性剤は洗剤とかシャンプーに入ってる成分で
主な働きは
・浸透作用・・・ウールを水に漬けてもなかなか水が入らないけど、これは水の分子同士が強く引き合う力が働いているためで
界面活性剤でその強く引き合う力を弱めることで繊維と水がなじみやすくなり、繊維に水が入っていく
・乳化作用・・・水と油を混ぜようとしても分離するけど、界面活性剤は水になじむ部分と油になじむ部分を持っているため
水と油が混ざり合うことができる
・分散作用・・・スス(粉)と水は混じり合わないけど、ここに界面活性剤を入れるとススの粒子は界面活性剤に取り込まれ
水中に分散する
の3つがあり
蚊の体の表面は細かく凸凹しているだけでなく水をはじきやすい物質で覆われていて
ふつう水にぬれても問題ないけど
界面活性剤と水を混ぜたものを蚊に吹き付けることで羽を濡らして飛べないようにするという
また昆虫の体表面には気門という空気を取り込む穴があり
ここを界面活性剤入りの水でふさぐと動けなくなるということもあるそう
わたしが「これはいい」と思ったのは
殺虫成分が入ってなくて安心な点
以前うちのおふたりがいた時は
蚊に刺されないよう家の中でもかなり気を遣っていたけど
殺虫剤を使うのはペットにもよくないんじゃないかと思って
使えないでいた
けど
水と界面活性剤なら蚊に吹き付けてもペットには影響ないし
床とか壁とかにかかったらすぐ拭けばいい
だから
こういうのがあの頃欲しかったな~って思う
まだ商品にはなってないみたいだけど
ペットも含めて家族にやさしいこういう商品が増えると
安心して使えていいですね
遊びに来てくださって、ありがとうございました