kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

白昼夢

2016-08-10 21:25:42 | ひとこと
灼熱の


 照りつける太陽の下


どこからともなく


 祭囃子の


  笛や太鼓


もうじき夏祭り


昔の記憶をたどると


ふいに


 夏の闇夜と


  無数の提灯


あちこちの町内会の山車に


しゃぎり(祭囃子)を奏でる


 子どもや大人


さまざまな音色が混じって


ふと


ここがどこだかわからなくなる


心地よい大音響の囃子


もうここで


 闇にのまれてもいい


  わたしは


   どこへいくのだろう


    つれてって・・・


そう思った瞬間


流れた汗で


 われにかえる


灼熱の太陽が見せた


 夏の


  まぼろし

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