能登半島の大地震と津波から2週間余りが経ち
被災された方々は日々不自由しながらも少しずつ生活のリズムを取り戻しつつある今
本なんかあったらちょっと気分転換になるんじゃないかなって
わたしみたいな読書が生活の一部になってる人は
こういうこと考えがちだと思うけど
被災地に本を送ることはダメなんですってね
これは29年前の今日起こった阪神淡路大震災の時から言われていたことで
本は場所を取ること
またそれを整理整頓する人もいないこと
それから送られた本がそこにいる方々のニーズに合わないことが多いこと
これらの理由で当時大量に送られた本は
荷を解かれないままゴミとなったものも多く
処分するのも大変だったそう
なのでそれ以降は大地震などが起こるごとに日本図書館協会などが
被災地に本を送らないよう通達を出しているんだとか
まあ今は電子書籍もかなり充実していますから
停電を早く直してもらってそちらで自分の好みの読書する方がいいのかも
そして復興が進んで図書館とか学校の教科書とか本が大量に必要になったときのため
やはり義援金を送って有意義に使っていただく方がいいのでしょうね
せっかく送ってもゴミになってしまったら
送ったほうの気持ちやお金は全く無駄になってしまう
だから被災地に何かを送りたいと思ったら
まずどんなニーズがあるかをよく確かめて
さらにその時点でまだ必要としているかも確かめてから
手続するのがいいやり方だと思う
善意が被災者をさらに困らせることがないよう
十分な配慮が必要ですね
遊びに来てくださって、ありがとうございました