木阿弥

一時よくなったものが、再びもとのつまらない状態に帰ってしまうことを「元の木
阿弥」と言いますが、


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これも「八百長」（八百屋の長兵衛）の様に、実在の人物、モデルがいるのだろうな
と想像できるが、どんな人のことだかを知らない。そこで調べてみてビックリ。あの
筒井順慶にかかわりがある人物でした。

木阿弥のことを書く前に、筒井順慶を書かせてください。あの有名な本能寺の変の
後の山崎の合戦で、羽柴秀吉と明智光秀のどちらに加勢しようかと、洞ヶ峠に陣取
って合戦の趨勢を傍観したと云う「日和見主義」の代名詞「洞ヶ峠」の、あの筒井順
慶。大学生の時に、筒井順慶の子孫（眉唾だが可能性は否定できない）の筒井康
隆が書いた短編小説「筒井順慶」を面白く読んだことを思い出だした。



で。木阿弥ですが、順慶の父順昭が病死した時に、順慶がまだ幼かったことから順
昭の死を隠すために、姿や声が似ているからと、影武者に選ばれたのが貧しい盲人
の木阿弥だったそうです。順昭は病気だからと寝床から木阿弥が声だけで外来者を
欺いていたと云うことです。しかし、順慶が成人すると順昭の死は公表され、城の中
で殿様扱いされていた木阿弥は、元の貧乏暮らしに戻ったと云うことから来ている
言葉なんですって。

ドラフト３位床田

カープドラフト３位の床田投手（左投げ）は練習嫌いだったらしい。


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後輩たちが、この先輩がドラフト指名されたことに「あの練習嫌いの床田さんが？
信じられん」と言ったそうな。

それに対して床田は「これだけ練習しなくてもプロに行けるのだから、プロで厳し
い練習をすれば、すごい投手になる」と言っていたそうです。

新人合同自主トレから練習について行っているし、キャンプでは３日連続でブルペ
ン入ったり、球を受けた石原を「器用なピッチャーだ」と唸らせたり、なかなかや
るかもしれませんよ。

中日、ロッテで活躍し横浜で監督もした牛島投手も、高校時代練習をサボってばか
りいたそうですからね。ま、期待しましょう。