あなたの知らない広島の歴史。その２「身幹儀」

私が知らなかっただけですかね？　皆さんは身幹儀（しんかんぎ）ってご存知でし
たか？


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人体骨格模型のことなのですが、これが日本で初めて作られたのは広島藩なんです。



町医者で整骨外科を専門としていた星野良悦は、治療に際して人体構造をもっとよ
く理解しなければならないと痛感し、寛政三年（１７９１年）広島藩から許可を得
て、２名の死刑者の死体を貰い受け、原田孝次と云う工人に木製の骨格模型を作ら
せたそうです。

製作期間は３００日、ツゲの木を使い、神経組織や血管の通る穴までも忠実に復元
された等身大の成人男性の骨格模型だそうです。

寛政十年、良悦は江戸を訪れ身幹儀を杉田玄白やその弟子達に見せたところ、彼ら
はその正確さに驚嘆したと云うことです。その後、玄白らの勧めもあり広島に帰る
ともう一体の模型を製作し、幕府に献納し三十両の褒美をもらったそうです。

現在、その星野木骨（当然本物ではなくレプリカ）は、広島大学医学部医学資料館
が所蔵しており、平成１６年に国の重要文化財にも指定されたそうですが、我々一
般人でも無料で見学することが出来るようです。➡〇

鈴木誠也、ただいま２冠

３０日のカープは、７対０から結局１０対９で負けはしましたが、よく追い上げた。


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そして、誠也君と同い年の西川選手のプロ入り初ホームランや、高卒２年目、高橋
樹投手はプロ初登板で筒香選手を三振に取れたし、価値のある負けだったと思う。





高橋樹投手の「自信になる。でも勘違いしないように、謙虚にやっていきたい」と
云うコメント、良いじゃないですか。この子、菊池や大谷の花巻東なんですね。

そしてその試合でマルチ安打した鈴木誠也君、ただ今ホームラン５本と得点２０の
２冠です。その他の数字は、打率が３割１分７厘７毛で６位。盗塁は１位の安部に
２差の４盗塁で４位。安打数は１位の大島に８差の３４で３位。塁打数は１位のロ
ペスに１差の５５で２位。打点は１位の阿部に５打点差の４位。二塁打数は１位ロ
ペスに３本差の６本で３位と、素晴らしい成績ですよね。



そして、やはり好調な丸選手が「トリプル３を狙えるのでは？」と訊かれたＴＶイ
ンタビューで「担当が違いますから。トリプル３担当は誠也ですから」と笑いを取
っていましたが、いやいやいや、誠也選手のトリプル３、あるかもですよね。

このままのペースとして単純計算すると、現在１４３試合中２７試合経過ですから
ホームランは26.58本、盗塁は21.18個と、単純計算では少し届いていませんが、こ
こ最近ペースが上がっていますから、行けるんじゃないですかね。トリプル３だけ
じゃなく、三冠王＋盗塁王の４冠王もやりかねない選手に思えるのは私だけでしょ
うか。