5月の中ごろにNHKで放映されたグルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」をやっと観ることができた。しかしこれは劇場でのオペラではなくチェコのお城の中のバロック劇場を使用したオペラ映画だった。したがってカメラワークは、古城の雰囲気を上手く活かし、演奏も古楽アンサンブルが映像とシンクロして成功していた。あまりカストラートの音色はこのまないが、あまり違和感なく全曲を聴くことができた。ただ手持ち . . . 本文を読む
昨日はワグナーのリエンツィを観たが、正直満足はできなかった。雨が続き結局今日もオペラをみることにした。我が家のTVは東芝のレグザでそれに4台のHDをつなげて、とりあえず家族それぞれが見たい番組を各々HDに録画しているのだが、我が持ち分のHDのメンテをしていない。そんなことでHDの中身を覗くと、ボロディンのイーゴリ公が録画してあった。すっかり忘れていた。このオペラはどうしても「ダッタン人の踊り」の . . . 本文を読む
昨年はワグナー生誕200年のメモリーイヤーだった。ワグナーだけにそれこそこれまでの録音を含め、結構記念便乗のCD,DVDが売り出された。ワグナー好きな私は、正直そのことを期待していた。しかしオペラは総合芸術だけに「音」だけでは不十分だ。同じ200年記念のヴェルディは新たな映像も含めたDVD,BDでの普段演目に上がらない初期作の発売があったが、ワグナーにはなかった。そうした中に200年記念とは関係 . . . 本文を読む
2カ月前ぐらいにタワーレコードでマリア・ティーボの弾くモーツァルトピアノ協奏曲21番のDVDが格安バーゲンであった。抱き合わせ注文すると20%引きの文句につられ4種のDVDを注文した。しかし21番は在庫切れで待たされ、結局1番ほしかったDVDがメーカー切れで残り3種だけが届いた。その中の1つがオイディプスなのだが、これはすでに92年のサイトウ記念フェスティバルでのLIVEのためNHKで放送された . . . 本文を読む
録画の取り崩しの中に、NHKで放映されたルルがあった。すっかり忘れていた。放映された日は定かでないが、いずれにしても、まだサラリーマン時代であり、かつおふくろの介護と容態の悪化で厳しい状態の時期であったことはまちがいない。
その時期に正直「あえて見たい」作品ではなかったといえる。このところ天候が悪い(鳥撮りにはよくない日)時には家で音楽を聴くことにしており、ルルに関してはすでにMy blog ( . . . 本文を読む