向かいの中学校の法面に ゼフィランサスの花が3輪咲きました。
3年前に 何百~1千粒ほどの種をまいたのが 昨年から
咲き始めてくれました。
今ごろから 8月くらいまで咲いてくれるでしょ。
わが家から少し距離がりますが それでも 小さな花を見つけては
ホッとし 思わず青空を見上げています。
さてーーー この本の
著者は 石原慎太郎氏であります。
彼の本は 昨年に読んだ「天才」に続いて2冊目であります。
特に 第2章に書かれたことに 気持ちが動きましたので
触れておきます。
氏は
自分と同じ 脳梗塞を患った 江藤淳の死を もし自分がそばにいたなら
彼を死に至らしめることはなかったのではないかと 悲しんでいます。
彼が若いころに ヨット仲間と共に撮った写真の仲間が全員死んでしまい
残されたのは 自分のみである。
その氏は
『 要は病に負けるかどうかの話で 生きて まだ仕事をしようと
いう強い意志さえあれば ささやかでも 生きがいへの意欲が
生まれてくるのではないか と つくづく思います。 』
と 述べています。
そして、こう続けています。
『 人間にとって 最後の 未知、最後の未来である死について
あまりくどくど考えないことです。』
とも述べています。
非常に 彼らしい 単純明快な 答えであります。
しかし、市井の人間は 「死」への 不安の大きさに 恐れているのも
また、現実ではないでしょか。
ここに「最後の未来」という言葉が出てきます。
そうなんですねーーーーー
人は死んだら終りという人もいます。
私の妹も その一人であります。
が、 私はしばしば このブログにも書いていますが
【 魂 】 は、生き続けるのです。
よく言う 「輪廻転生」という言葉もあるように あの世の修行の後
また、人間に生まれてくるのです。
※ 「転生」 とあるように 中には動物に生まれ変わる人もいます。
石原氏は またこうも言っています。
『私のように 言いたいことを言い散らしてきた男は 憎まれることで
この高齢を保証されているのでしょうか。
「天命」なる言葉があるが、人の人生を何が司っているのか
知りたいものです。』と。
氏は 神の存在や采配をも知り、このような表現をしていると思えます。
仲間の死や 弟の裕次郎の死をもっても
『人間の死は 皮肉なことに 今こうして生きている他人の訃報を
聞き取った己との対比で ある活力を与えてくれるものです』と。
人間のエゴの醜い部分ではあるが 本質をついて述べています。
※ 一口メモ ※
『 親子関係の名言 』
〇 親思う心にまさる親心
〇 親と主人には 何度お辞儀をしても良い
〇 親と子供は金銭では買えぬ
〇 親なればこそ 子なればこそ
〇 親には一日三度笑って見せよ
〇 親の心 子知らず
〇 親を捨てる 藪なし 等 他多し
さて、ー―閑題ーーーです。
次の熟語を読んでください。
① 生姜 ② 夷狄 ③ 棕櫚 ➃ 旋毛 ⑤ 守宮
⑥ 嚆矢 ⑦ 雪隠 ⑧ 懇ろ ⑨ 参内 ⑩ 猖獗
以上です。
次は、昨日のブログの漢字の読み方です。
① 袂ーたもと ② 踵ーきびす・かかと ③ 懐ーふところ
➃ 塒ーねぐら ⑤ 繭ーまゆ ⑥ 踝ーくるぶし ⑦ 袖ーそで
⑧ 楮ーこうぞ ⑨ 肘ーひじ ⑩ 鬘ーかつら
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた。!!!