ユーラシア西方のウクライナ情勢を観て、大日本帝国が抱いていた北進戦略について思いを致す。本日は、八十六年前の未明、二・二六事件が勃発した日。その事件を起こしたのは、陸軍皇道派の青年将校達。その皇道派は、天皇を戴く日本の文化と精神を愛する思いを共にする同志達であるから、天皇を廃止して日本の共産化を狙うソビエトを最大の仮想敵国として、その撃滅を狙う北進論を唱える集団だった。そして、八十六年後の現在 . . . 本文を読む
二・二六事件の青年将校と藤田東湖の水戸学及び西郷隆盛昭和十一年二月二十六日未明、歩兵第一聯隊、歩兵第三聯隊、近衛歩兵第三聯隊、そして野戦重砲第七聯隊所属一千五百名余の下士官及び兵が同部隊所属の若手将校(少尉、中尉、大尉)に指揮されて、岡田啓介 総理大臣鈴木貫太郎 侍従長斉藤實 内大臣高橋是清 大蔵大臣渡辺錠太郎 教育総監牧野伸顕 前内大臣を襲撃し、斉藤實内大臣、高橋是清大蔵大臣、渡辺錠太郎教育 . . . 本文を読む