皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ各員一層奮励努力セヨ

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「民族生命の原始無限流動」③

2022年02月06日 | 日本・国士
しかし、その頃から始まった日本の高度成長期が、道路建設や団地造成や工業地帯建設の為に、日本国土の津々浦々を掘り返し、期せずして、初めて明らかになったことは、一万五千年前から二千三百年前までの一万二千七百年間に及ぶ縄文時代(石器時代)に、我が日本列島に世界人類史に類例のない、自然と共存共栄した定住社会が存在したということだ。この一万数千年の定住社会である縄文時代が日本の源流(ルーツ)である。ここ . . . 本文を読む

「民族生命の原始無限流動」②

2022年02月06日 | 日本・国士
則ち、「明治維新」とは「神武創業への復古」である。世界の諸民族のなかで、「太古」への「復古」によって近代国家建設を達成した国が何処にあろうか。近代国家を自認する欧米列強は、還るべき「太古」を持たない国々なのだ。森先生に十二歳遅れて生まれたとはいえ、ほぼ同時期を生きたフランスの社会人類学者クロード・レブィ=ストロース(一九〇八~二〇〇九年)は、「われわれ西洋人にとっては、神話と歴史の間に、ぽっか . . . 本文を読む

「民族生命の原始無限流動」

2022年02月06日 | 日本・国士
若き頃に教えを受けた哲学者の森信三先生(明治二十九年~平成四年)が仰った言葉で、繰り返し甦ってくるのは、「民族生命の原始無限流動」という言葉だ。意味を理解しているから甦るのではない。茫々とした悠久の彼方からの日本民族生命の無限の流れが逆巻く音を聴く気がするから甦るのだ。その「原始」とは何処なのか分からない。ただ、森先生は、我らが光を当てて見える所の、さらにその奥に民族生命の「原始」が渦巻いてい . . . 本文を読む