CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-269「ジョン・ウィック コンセクエンス」「アメリカ)

2023年10月18日 23時11分47秒 | アメリカ映画
人の野心は人の価値を越えてはならない
 裏社会の掟を破り粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックは、裏社会の頂点に立つ組織・主席連合から自由になるべく立ちあがる。
 主席連合の若き高官グラモン侯爵は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインをジョンのもとへ差し向ける。
 そんな中、ジョンが日本の友人シマヅに協力を求めるため、大阪のコンチネンタルホテルに現れる。(「作品資料」より)


 キアヌ・リーブス主演、伝説の殺し屋を描いたシリーズ、「ジョン・ウィック パラベラム」に続く第4弾。

 掟を破ったため、組織の主席連合に賞金をかけられ、命を狙われるジョン。

 前作のラストではコンチネンタルホテルの支配人、ウィンストンに撃たれるジョンであるが、キングに助けられる。

 そんなジョンを殺すため、組織の野心家であるグラモン侯爵が執念を燃やす。

 基本的には、ジョンが彼の命を狙う殺し屋たちと激しい戦いを繰り広げる話は変わらずか。

 ほとんど一人で多勢を相手にしており、相変わらずアクションは見物であった。

 どれだけ相手を倒してもきりがなく、ジョンは決着をつけ、解放されるために、ある一つのルールを遂行しようとする。

 果たして、ジョンは決着をつけて、組織の暗殺から逃れることが出来るのか。

 話の展開も興味深かったが、パリやベルリンなどを舞台として繰り広げられるアクションも楽しめた。

 序盤、ジョンは大阪を訪れ、旧友のシマヅに協力を求めるが、そのシマヅを演じたのが真田広之。

 そしてグラモン侯爵にジョン暗殺の指令を受ける、こちらもジョンの旧友であるケインを演じたのが、ドニー・イェン。

 ジョンだけではなく、シマヅとケインの対決も見られる。

 いったい一人で何人倒したのだろうと思う程、多勢を相手にするジョンであるが、クライマックスのパリでは賞金が吊り上げられ、有象無象がジョンを狙って、襲い来る。

 ある屋敷の中で上から映して、部屋も行き来しながらの戦いのシーンは興味深く、ちょっと「DOOR」を思い出したな。

 決着後はちょっとどちらとも取れるシーンとなり、エンド・ロール中か後に映像あるかな、と思う。

 実際後に映像があったのだが、違う展開の映像だったな。

 これでシリーズは終わりなのかな。

 およそ三時間の作品であったが、飽きることなく楽しめた一本だった。

/5

監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス、ドニー・イェン、ピル・スカルスガルド、ローレンス・フィッシュバーン、真田広之、リナ・サワヤマ、イアン・マクシェーン、シャミア・アンダーソン、ランス・レディック、スコット・アドキンス
於:TOHOシネマズ池袋

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