CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-034「ザ・モンスター」(アメリカ)

2021年02月12日 21時22分11秒 | アメリカ映画
週2日は気にしないようにしている、昨日と明日は気にしない
 暴力的で有名なヒモの虐待でついに一人の売春婦が命を落とした。
 風俗課の刑事は仲間だった娼婦の協力で一度はその男を逮捕するが、護送の途中で逃げられてしまう。(「allcinema」より)


 1982年製作のバイオレンス・アクション。

 若い娼婦が痛めつけられ、やがて死亡する。

 ポン引きであるラムロッドの仕業であることが判り、彼を捕まえるため風紀特捜班のトム・ウォルシュは、被害者の友人であるプリンセスという名の娼婦に、半ば強制的に協力させる。

 プリンセスにわざとラムロッドが目を付けるように行動させて、犯罪の証拠を掴み、逮捕しようとする、謂わばおとり捜査であるが、あれだけのことで逮捕が出来るのか、と思うようなものだったな。

 それでも一件落着と思ったのも束の間、ラムロッドは護送していた刑事たちを襲い、逃げ出す。
 これまた、護送していた刑事たちもお粗末だなという印象。

 ラムロッドは、自分をはめたプリンセスに復讐するため、執拗にその行方を追い求める。

 当たる所、当たる所で狂気を見せ、相手を痛めつけながらプリンセスを追うラムロッド。
 単なる狂気に留まらない凶暴さを見せつける。
 計画も計算も無いようである。

 そんなラムロッドの行方を追う、ウォルシュら風紀課の刑事たち。

 そんな一夜の捜査行をロサンゼルスを舞台にして描いている。

 ラムロッドの凶行によってどれだけの犠牲者が出るのか。
 果たして、プリンセスは逃れることが出来、ウォルシュたちはラムロッドを捕らえることが出来るのか。

 特に捻りは無いストーリーであったが、ここまで狂気を見せるラムロッドが興味深く、その行く末、結末が気になる展開であったな。

/5

監督:ゲイリー・A・シャーマン
出演:シーズン・ヒューブリー、ゲイリー・スワンソン、ウィングス・ハウザー、ペペ・セルナ
   ビヴァリー・トッド、マイケル・エンサイン、ジョナサン・ヘイズ、リディア・レイ
於:シネマート新宿

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