CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-033「ダーリン」(アメリカ)

2021年02月11日 20時31分22秒 | アメリカ映画
私の中の悪魔を追い出して
 野生の少女ダーリンが、ある目的のため病院にやって来る。
 言葉も話せず、凶暴で不潔なダーリンは、看護師トニーに保護され、修道院に引き渡されることに。司教は、教会の奇跡として宣伝になるような教育するようジェニファー命じた。司教は小児性愛者であり、かつてジェニファーも司教の犠牲者になっており、その魔の手はダーリンにも伸びていった。
 やがてダーリンは言葉を覚え話せるようになり、司教は驚愕の事実を耳にする。
 そしてダーリンの育ての親であり彼女以上に凶暴な野生の女がダーリンを探しまわり。(「KINENOTE」より)


 「襲撃者の夜」「THE WOMAN ザ・ウーマン」に続くシリーズ第3弾となる作品。

 それぞれ野生の女が登場するが、全て同じキャラクターという設定なのだろうか。

 演じるのも同じポリアンナ・マッキントッシュであり、本作では監督にも当たっている。

 
 病院に野生の少女、ダーリンがやって来るのだが、母親なのか、野生の女に促されて病院にやって来たように見える。

 ダーリンは病院で保護され、その後教会に預けられ、人間らしく、言葉を話させるように教育を受けるようになる。

 そんなダーリンを捜し求める野生の女。

 ただ、唸るだけであったダーリンであるが、教会に預けられると、すぐに人間の言葉を理解していくようであり、アッという間に言葉も話せるようになる。

 そこは少し、疑念を持つ展開であったが、やがてダーリンは自分の体にいる悪魔を追い出したいと言うようになる。

 やがて、ダーリンの言う悪魔、秘密が明らかになる。

 病院で保護された際、CTスキャンなど精密検査を受けたようだが、その時に彼女の秘密が判らなかったのかなという疑念も感じてしまうな。

 その秘密によって、野生の女がダーリンを病院に行くよう促した理由も判る。

 そんな秘密を抱えたダーリンの運命と、彼女を必死で探す野生の女がたどり着く先はどこか。

 ダーリンを宣伝材料に使おうと考える神父にも秘密があり、最後に全てが明らかとなる中で、思いも寄らぬ事件が起きる。

 今ひとつ、よく判らない展開であり、最終的にはスッキリした感じではなかったな。

 野生の女は、新たなダーリンを得たということになるのかな。

/5

監督:ポリアンナ・マッキントッシュ
出演:ローリン・キャニー、ポリアンナ・マッキントッシュ、ノラ=ジェーン・ヌーン
   ブライアン・パット、クーパー・アンドリュース、ペイトン・ウィッチ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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