CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-371「盗月者 トウゲツシャ」(香港)

2024年12月09日 00時04分20秒 | 香港映画

転売しなけりゃ無事だ

 香港の時計修理工のマーは、盗難時計の売買をしているロイに、自分が修理した偽造時計を売ったことがばれ、高級時計の窃取チームに入ることを強要される。

 チームの狙いは、東京・銀座の時計店に保管されている、画家ピカソが愛用していた3つの時計。マーたちは下調べのために東京にやってくるが、お目当ての時計が保管されている金庫に、人類初の月面着陸の際に使用された、月に到達した世界で唯一の時計「ムーンウォッチ」があるのを発見する。

 この予想外の事態がマーたちの運命を狂わせ、日本の大富豪やヤクザも巻き込んだ命懸けのゲームへと展開していく。(「作品資料」より)

 

 希少な時計を巡って騙し合いが繰り広げらるクライム・アクション。

 アンティーク時計の修理屋であるマーは、裏でレプリカの作成を行なっているが、それを盗難品の売買を行うロイに知られ、強制的に窃盗に参加させられる。

 狙うは東京にある高級時計。

 マーはタイツァー、マリオ、ヤウと共に東京へ赴き計画を練って、窃盗に挑むことになる。

 様々な手段を講じ、時計を手に入れようとする展開は面白かった。

 しかし、その時計店に月に到着した唯一の時計、ムーンウォッチがあったことから事態は変わり、マーたちはロイ、更に日本の組織から追われる身となってしまう。

 危険な状況となったマーたちは、果たして逃れることが出来るのか。

 窃盗の場は日本、時計店は銀座にあるという設定。

 日本でも撮影しており、銀座の通りをマーたちが歩く姿が映し出されていた。

 道を歩いていると韓国語の看板があり、実は韓国で撮影しているのかと思ったら、新大久保だった。

 クライマックスは、マーたちが一発逆転の窮地を脱しようとする様が描かれる。

 ややあっさりした感じだったかなという印象であったが、先行きの気になる展開で、面白い1本だった。

 最後は溜飲下げる展開だったな。

/5

監督:ユエン・キムワイ

出演:アンソン・ロー、イーダン・ルイ、ルイス・チョン、マイケル・ニン、ギョン・トウ、ベン・ユエン、ルナ・ショウ、田邊和也、笠原竜司、朝井大智

於:池袋HUMAX CINEMAS


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