CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-370「室井慎次 生き続ける者」(日本)

2024年12月08日 15時03分38秒 | 日本映画

秋田犬が遭難者から離れません

 警察を辞めて故郷の秋田に戻り、事件被害者・加害者家族の支援をしたいという思いから、タカとリクという2人の少年を引き取り、暮らしていた室井慎次。しかし、彼の家のそばで他殺死体が発見され、さらにかつて湾岸所を占拠した猟奇殺人犯・日向真奈美の娘だという少女・日向杏が現れたことから、穏やかな日常は徐々に変化していく。

 かつての同僚であり今は秋田県警本部長になっていた新城に頼まれ、警視庁捜査一家の若手刑事・桜とともに捜査に協力することになった室井。

 そんな彼のもとに、服役を経て出所してきたリクの父親が訪ねてくる。(「作品資料」より)

 

 人気ドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフ映画「室井慎次 敗れざる者」に続く後編。

 故郷、秋田で静かに暮らしていた室井の家の近くで埋められた死体が発見され、室井の周囲が俄かに騒がしくなる。

 更に室井が共に暮らしているタカとリクに加え、日向杏という少女が現れたことで暮らしにも波風が立ち始める。

 前作は室井の家で火事が発生したところで終了。

 果たして誰かが火を付けたのか。

 前作は発見された死体の捜査に室井も引き込まれるが、それ程事件の捜査に関しては言及されなかった。

 本作はそちらを描くのかと思ったが、そんなに深く描かれなかったな。

 やはり室井と共に住む子供たちのことを描くことに重きが置かれているよう。

 不穏な様子を見せる杏に対する室井の対応。

 更にリクの実の父親が出所し、室井の元を訪れる。

 果たしてリクを父親の元へ戻すのか。

 埋められた死体の事件はそれなりに進展していくが、クライマックスはリクと実の父親の件だったな。

 クライム・サスペンスというよりも人間ドラマであり、面白かったが、期待は外れたかな。

 エンドロール後の映像にはついに青島が登場。

 次は青島メインの作品があるらしい。

/5

監督:本広克行

出演:柳葉敏郎、福本莉子、齋藤潤、前山くうが、前山こうが、松下洸平、矢本馬、丹生明里、松本岳、西村直人、真矢ミキ、筧利夫、飯島直子、小沢仁志、木場勝己、加藤浩次、稲森いずみ、いしだあゆみ

於:TOHOシネマズ新宿


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