CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-092「闇金ドッグス8」(日本)

2018年04月22日 00時24分52秒 | 日本映画
100万返してから死ねや
 ヤクザから足を洗い、闇金業者ラストファイナンスの社長となった安藤忠臣。
 常連客の湯澤賢一とその妻・佳代子、娘・美穂は、支給される生活保護費で散財しても悪びれることもない不良一家。ただ一人まじめに働く息子の章太郎だけは、そんな家族のことを疎ましく思いながらも気にかけていた。
 ところがある日、その章太郎が心労がたたって脳卒中で昏睡状態となってしまう。すると賢一たちは悲しむどころか、障害年金がもらえると喜ぶ始末だったが。(「allcinema」より)


 「闇金ドッグス7」に続くシリーズ第8弾。

 一週間限定のレイトショー上映。
 これまでも同じような上映であったが、今回は毎日満員御礼、立ち見まで出る程盛況。

 主人公、安藤忠臣演じる山田裕貴の人気が上がったのか、それともその相棒である須藤司演じる、今や世間を騒がしている青木玄徳見たさなのか。


 今回は、生活保護を受けながら、悪びれずに散財している湯澤賢一とその家族が忠臣の相手。

 仕事もせず、生活保護を受けている湯澤賢一であるが、その給付金で妻と娘と共に散財している。
 そして金が足りなくなったら、忠臣のところへ金を借りにいき、その借金は膨らむもののなかなか返さない。

 息子の章太郎だけは真面目に働いていたが、心労のため脳卒中を起こし、寝たきりとなってしまう。

 しかし、家族はその状態を大喜び。労災や失業保険を貰って、更に散財する。

 今回は忠臣の追いたての様子は少なめで、この家族が散財し、下衆っぷりを映し出すことの方が多かったな。

 ただでさえ、その姿は気分悪くなるものであるが、寝たきりの息子に対する仕打ちにいたると、犯罪に近いものを感じるさせる。

 まあ生活自体が詐欺のようなものであるが。

 そんな家族に対して、忠臣がどのような計画で回収、更に貶めるのかと期待するのだが、今回の結末はそれ程スッキリするものでもなかったかな。


 生活保護を逆手にとって暮らす家族の下衆っぷりは印象深く、現実でもこういうことあるのかなと思わされる。
 そのあたりは面白い話であった。

 
 次は司が主人公となる「闇金ドッグス9」となるのだが、無事公開されるのかな。
 その後、シリーズとして続いていくのかも心配だな。

/5

監督:元木隆史
出演:山田裕貴、仁科貴、タモト清嵐、結城さなえ、佐藤日向、小倉久寛、青木玄徳
於:シネマート新宿

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