CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-023「OSIRIS オシリス」(オーストラリア)

2018年01月27日 02時15分11秒 | オーストラリア映画
運命は信じない、結果だけだ
 地球から遠く離れた惑星オシリス。ここには刑務所があり、収監されている囚人たちは、オシリスを植民地化する計画のために働いていた。
 宇宙船フローティアで上空からオシリスの管理を任されていたケイン中尉は、地球から遊びにきていた娘インディと束の間の休暇を楽しんでいた。
 だが翌日、反乱を起こした囚人たちが脱走したとの連絡が入る。その上、人類を破滅させるウィルスを所持しているとのことで、上官は惑星の破壊を決断。オシリスにいる娘を救おうと地上に向かったケインだが、争いに巻き込まれて不時着してしまう。そこで出会った元囚人のサイと共に、首都へ向かうが。(「KINENOTE」より)


 破壊されようとしている惑星、オシリスにいる娘を救い出すため奮闘する父親、ケインの姿を描いたSFサスペンス。

 地球から離れた惑星、オシリスの植民地化を進めていた人類であったが、労働力としていた囚人たちが刑務所を脱走。
 更に謎の怪物たちが人間たちを襲い始める。

 事態収拾、隠蔽のため、植民地管理局の上官は、惑星オシリスの破壊を決定。

 惑星に地球から遊びに来ていた娘、インディを残していたケイン中尉は、管理局を抜け出し、娘を救うため首都へと向かう。


 惑星破壊までの残された時間の中で、ケインがインディを見つけ出し、シェルターへ逃げ込もうとする様子が描かれる。


 途中、刑務所を脱獄した囚人であるサイと出会い、サイもインディ救出のために手を貸す。

 ケインのインディ救出劇と並行して、サイが刑務所を脱獄するまでの様子が描かれるが、そこで怪物たちに関わる謎が明かされていく。

 ケインがてっきり主人公かと思ったが、どちらかと言えば、サイの方が主人公だったのかな。

 ケインは必死の体で、インディを助け出すために行動するが、サイはいたって冷静。ケインをサポートする。
 
 しかし、最後にはサイが刑務所へと送られることになる理由が明らかになり、そこには悲しい事実があったというもの。

 惑星破壊までのタイム・リミットと怪物が迫り来る中での救出、脱出劇。
 果たしてケインたちは無事逃れることができるのかと気になるところであるが、終盤はまさかの展開、更にまさかの結末だったな。

 自分の地位を護るため、他の人間を犠牲にしようとしていた上官。
 復讐劇でもあるかなと思ったが、それはこの後の話ということになるのかな。

/5

監督:シェーン・アビス
出演:ダニエル・マクファーソン、ケレン・ラッツ、イザベル・ルーカス、ルーク・フォード
    ラムエラ・モリソン、レイチェル・グリフィス、ティーガン・クロフト
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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