CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-303「RE:BORN リボーン」(日本)

2017年10月25日 00時16分59秒 | 日本映画
俺たちは刈る者だ
 幼い少女サチと慎ましく暮らす男、黒田敏郎。彼には、最強と謳われた特殊傭兵部隊に属しながら、自らの手でその部隊をほぼ壊滅させてしまったという過去があった。
 部隊を率いていた男ファントムは、敏郎を処刑すべく特殊部隊を引き連れ、すぐそこまで迫っていたが。(「allcinema」より)


 TAK∴主演の格闘アクション。

 TAK∴というのは、「極道兵器 YAKUZA WEAPON」「デッドボール DEAD BALL」等主演の坂口拓のことであるが、俳優業は引退したんじゃなかったのかな。

 先に鑑賞した「蠱毒 ミートボールマシン」にもチラリと出ていたし、復帰したということか。


 そんなTAK∴が演じるのは、地方の町でコンビニ店員として働き、サチという幼い少女と暮らしている、どこか影のある男、敏郎。

 かつて特殊傭兵部隊に所属していたが、その部隊を自らの手で壊滅したという過去がある。

 そんな敏郎の命をかつての隊長であったファントムという男が狙い、次々と刺客を差し向け、ついにはサチを連れ去ってしまう。

 サチを助け出すため、敏郎はわずかな人数だけでファントムのアジトへ乗り込んでいく。


 ストーリー自体はよくあるような展開で特筆することもないかな。

 ただ、平穏そうに暮らしている敏郎に刺客が迫って来るところは、いつ敏郎の能力が発揮されるのか、緊張感を持って期待するところである。

 コンビニにちんけな強盗が来た時もその能力を発揮するかと思ったが、本来の敵でない相手には発揮しないんだな。

 
 アクションは、接近戦で繰り広げられるもの。
 〝ゼロレンジ・コンバット〟と言われるらしい戦闘術で、拳銃などの飛び道具も出てくるが、それに対しても素手で、あるいは刃物で立ち向かっていく。

 話の半分以上はアクション、後半はほぼ、敏郎がサチを助けるためファントムのアジトへ乗り込んでいき、大人数の手下たちと戦うという展開。

 ちょっと戦いのシーンが長かったかなという印象も無きにしも非ずだが、なかなか見応えのある戦いが多かった。

 ファントムは高齢で、どうやら病魔にも冒されているよう。
 そんな彼がどのように敏郎と戦うのかと思ったら、武器は声。

 やたらいい声だなと思っていたら、演じていたのは声優で活躍する大塚明夫だったんだな。


 細かい部分を排除し、アクションに特化した作品であったが、そのアクションは見応えあるもので、アクションだけで緊迫感高い仕上がりの作品だった。

/5

監督:下村勇二
出演:TAK∴、近藤結良、斎藤工、長谷部瞳、篠田麻里子、加藤雅也、いしだ壱成
    大塚明夫、稲川義貴、望月オーソン、賢太、坂口茉琴、屋敷紘子、三元雅芸
声の出演:武田梨奈
於:新宿武蔵野館

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ここなつ)
2017-11-06 12:50:27
こんにちは。いつもお世話になっています。TBをありがとうございました。
本作、複数回鑑賞したため、2回目は初見の時と違う感想を書いております。こちらにもTBさせていただきましたので、よろしければご訪問下さい。
返信する
Unknown (CINECHAN)
2017-11-09 23:19:11
ここなつさん

複数回鑑賞とは、かなりお気に入りということですか。
TBありがとうございます。
こちらも訪問させていただきます。
返信する

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