CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-220「トリプル・スレット」(タイ・中国・アメリカ)

2019年09月10日 00時57分30秒 | タイ映画
よく動いたからよく食べろ
 中国有数の資産家の娘シャオシャンは、父の遺産で東南アジアの都市マハ・ジャヤに巣食う犯罪組織の壊滅を目指していた。しかし、その行動をおもしろく思わない犯罪組織のボスがシャオシャンの殺害を企て、冷血非道なコリンズ率いる傭兵部隊を送り込む。
 コリンズらの襲撃により街は戦場と化し、シャオシャンはかろうじて警察署に逃げ込む。そこで二人の腕に覚えのある男パユとロン・フェイに助けられる。
 警察署を脱出して大使館を目指す三人に、妻を殺害されコリンズに恨みを持つ現地の男ジャカも加わり、壮絶な戦いが始まる。(「KINENOTE」より)


 「マッハ!」のトニー・ジャー、「ザ・レイド」のイコ・ウワイス、そして「マトリックス」の武術指導にあたったというタイガー・チェンの3人が主演のアクション・サスペンス。

 それぞれ、ムエタイ、シラット、カンフーを駆使したアクションを見せてくれているようだが、正直、その違いはよく判らなかったな。


 中国の資産家の娘、シャオシャンは東南アジアの都市、マハ・ジャヤの犯罪組織撲滅のため、遺産を寄付しようとしていた。

 それを面白く思わない犯罪組織は、傭兵を雇って彼女の抹殺を企てる。
 
 自分たちも命を狙われているパユとロン・フェイは、シャオシャンを護るため街を奔走する。

 また傭兵たちに妻や仲間たちを殺されたジャカも復讐のため、彼らに立ち向かう。


 リーダーを助け出すために山奥で傭兵たちが襲撃するシーンは、こういうアクションではよくあると思うが、街中の警察署を有無を言わさず襲撃するというのは、ちょっと驚き。

 犯罪が蔓延っている街だということだが、ここまであからさまというのは、「マイル22」でも感じたものと同じものがあるな。

 一人を護って街中で戦うという設定も似たような感じかな。

 そんな何でもありな状況での、激しい銃撃アクションや肉弾アクションが楽しめる作品。

 主演の3人もアクション超絶俳優であるが、傭兵軍団も「エクスペンダブルズ2」にも出ていたスコット・アドキンスに、総合格闘技出身のマイケル・ビスピンらが登場。
 「チョコレート・ファイター」のジージャー・ヤーニンも出ていたんだな。


 容赦ない傭兵軍団に対峙する3人の男と1人の女性のサバイバルと戦いを描いたアクション。
 何でもありでの激しい対決が面白い作品であった。

/5 

監督:ジェシー・V・ジョンソン
出演:トニー・ジャー、イコ・ウワイス、タイガー・チェン
   セリーナ・ジェイド、スコット・アドキンス、マイケル・ビスピン
   マイケル・ジェイ・ホワイト、ジージャー・ヤーニン、ドミニク・ヴァンデンバーグ
於:シネマート新宿

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