CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-202「ブレット・トレイン」(アメリカ)

2022年09月11日 22時10分31秒 | アメリカ映画
天道虫は世界の7つの悲しみを背負っている
 いつも事件に巻き込まれてしまう世界一運の悪い殺し屋レディバグ。そんな彼が請けた新たなミッションは、東京発の超高速列車でブリーフケースを盗んで次の駅で降りるという簡単な仕事のはずだった。
 盗みは成功したものの、身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われ、降りるタイミングを完全に見失ってしまう。
 列車はレディバグを乗せたまま、世界最大の犯罪組織のボス、ホワイト・デスが待ち受ける終着点・京都へ向かって加速していく。(「作品資料」より)


 伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッドで映画化したクライム・アクション。

 主役のレディバグを演じるのはブラッド・ピット。

 日本を舞台としているということで、タイトルから途中のクレジットまで日本語が並記されている。

 通過する駅は実在の地であるが、レディバグらが乗る高速列車の名前は〝ゆかり号〟

 レディバグがアリアから依頼された仕事はただブリーフケースを奪うだけで、一駅で降りられるはずであったが、そこに次々と殺し屋が現れ、レディバグは襲われることとなる。

 社内では、みかんとレモンの殺し屋二人が、最強の男、ホワイト・デスの依頼で、その息子とブリーフケースをホワイト・デスの元へ送り届ける仕事を依頼されている。

 更に、プリンスと呼ばれる女の子がキムラを誘い出し、何事かを企んでいる。

 そんな殺し屋たちが、レディバグを中心に激しいバトルを繰り広げていく。

 バイオレンスであるが、コミカルな雰囲気も充分。

 ただ、クライマックスの戦いはかなり激しく、更に街を破壊するくらいの展開になっていく。

 実はこれだけ殺し屋たちが一つの列車に乗り合わせるのには、ある理由があるという展開。

 ある意味ドタバタとした感じで繰り広げられる殺戮。

 実際の日本での撮影ではないんだろな思いながら観ていたが、面白い作品であった。

 レディバグに電話で指示をするマリアを演じるのは、最後に顔を出すサンドラ・ブロック。

 途中で、チャニング・テイタムにライアン・レイノルズまで顔を出していたな。

 途中で仕込んだものが最後に活かされるというのも面白かった。

/5

監督:デヴィッド・リーチ
出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之
   マイケル・シャノン、ベニート・A・マルティネス、サンドラ・ブロック、バッド・バニー、ザジー・ビーツ、ローガン・ラーマン、福原かれん
於:TOHOシネマズ池袋

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