CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-098「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(イギリス・アメリカ)

2017年04月09日 01時20分52秒 | イギリス映画
前にもソファで寝かされた
 CIAロンドン支局のエージェント、ビル・ポープが、極秘任務中に命を落としてしまう。彼は、米軍の核ミサイルさえも遠隔操作できるプログラムを開発した謎のハッカー、ダッチマンの居場所を知る唯一の人物だった。
 世界的なテロの脅威を取り除くためには、何としてでもダッチマンを捜し出さなければならない。そのためにCIAがとった最後の手段は、研究中の移植手術でビルの記憶を他人に植え付けるというものだった。
 そしてその移植相手に選ばれたのは、人間的な感情や感覚を持たないサイコパスの死刑囚ジェリコ。しかし彼は、手術直後に逃走を図る。
 やがて正義感に溢れたビルの記憶が徐々に蘇り、混乱するジェリコだったが。(「allcinema」より)


 テロ組織に殺されてしまったCIAエージェントのビル・ポープ。
 彼だけが知る情報を得るため、CIAはその脳の記憶を移植しようとする。

 その移植相手に選ばれたのが、人間的な感情を持たない死刑囚のジェリコ。
 手術が成功したのか判らぬまま、ジェリコは脱走を図るが、徐々にビルの記憶が蘇り、ジェリコは混乱に陥っていく。


 ポープを演じたのは、ライアン・レイノルズ。
 「セルフレス/覚醒した記憶」では他人の頭脳を移植された男を演じていたが、本作では逆に早々に退場し、その記憶を他人に移植される役柄。

 ジェリコを演じたのは「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」「ラストミッション」のケヴィン・コスナー。

 感情を持たないサイコパスな死刑囚であるジェリコであったが、ビルの記憶が蘇るにつれ、これまで持ったことのない感情を持つようになる。


 ビルが匿った、米軍の核ミサイルさえ発射できるプログラムを開発したハッカー、ダッチマンの居場所を知りたい、CIAとテロ組織。

 その両方から追われることとなったジェリコ。

 そんな中、ジェリコはビルの記憶に導かれるまま、ビルの妻、ジルと幼い娘に会う。
 ビルの記憶を持つジェリコに、最初は恐れを感じながら、どことなく心を通わせていく母娘。
 まさか、ジェリコに惹かれたわけではないよな。


 クライマックスはダッチマンの居場所の発見から、核ミサイル発射の危機まで。
 ビルの記憶は48時間しかもたないということが判る中、ジェリコはダッチマンの伊庭所を思い出し、テロ組織から護り、世界を救えるのか。


 都合のいい展開だなと感じるところもあったが、なかなか緊迫した展開を見せて、面白い作品であった。

/5

監督:アリエル・ヴロメン
出演:ケヴィン・コスナー、ライアン・レイノルズ、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ
    ガル・ガドット、アリス・イヴ、マイケル・ピット、スコット・アドキンス、アマウリー・ノラスコ
於:丸の内TOEI

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