クリスマスだから言ってみようと
クリスマスを前に浮き足立つロンドン。
イギリス首相に就任したばかりのデビッドは、秘書ナタリーに一目ぼれしてしまう。一方、愛する妻を亡くしたダニエルは、妻の連れ子であるサムに近頃元気がないことを心配していた。マークは親友ピーターと結婚したジュリエットにひそかに恋心を抱いている。
恋人に裏切られた作家ジェイミーは、言葉の通じないポルトガル人のメイドに惹かれていく。(「作品資料」より)
2003年製作、日本では2004年に公開されたラブ・コメディ。
初公開時にも鑑賞したが、日本公開20周年ということで、4Kデジタルリマスター版としてリバイバル公開され、鑑賞。
クリスマスが近づくロンドンで、19人の人々がそれぞれ織りなす愛を描いた群像劇。
当時はこのような群像劇が流行っていたような気がするな。
クリスマスが近づき浮き立つロンドンで、新たに英国首相となったデビッドは、秘書のナタリーに一目惚れしてしまう。
そんなデビッドの英国首相としての勤めと恋との葛藤を描く。
必ずしも恋の行方を描くだけではなく、友情や悲しみなども描いている。
妻を亡くし、傷心のダニエルは、妻の連れ子であるサムが元気がなく、心配するが、サムの悩みは母親のことではなく、好きな女の子のこと。
なんとか彼女を振り向かせるためダニエルはサムに色々アドバイスしていく。
血は繋がっていないが、父子の愛情を描いている。
結婚して子供もいる男が、職場の若い女性に誘われ、ついついその気になりかける。
更にそれに気付く妻の哀しみなど、必ずしもハッピーな話ばかりではないが、それでも気持ちを高揚させてくれる話であった。
それぞれの愛情がどのような結末となるのか、興味深い。
クリスマスの近いこの時期にリバイバル公開と、ぴったりの作品だったな。
/5
監督:リチャード・カーティス
出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、アラン・リックマン、エマ・トンプソン、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ、ローラ・リニー、マーティン・フリーマン、ローワン・アトキンソン
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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