CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-036「INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 名前のない詩」(日本)

2025年02月07日 01時12分52秒 | 日本映画

罰を与えるのは神じゃない、人間です

 人気インディーズバンドのボーカルが通り魔事件に巻き込まれた。彼のスマホにインストールされた歌詞生成AIが、事件の一部始終を目撃していた。しかし、曲を聞かせて歌詞を生成させることでしか、証言を聞き出すことができない。

 気持ちがバラバラになってしまったバンドメンバーは、曲づくりを通じて、米子とともに事件の手がかりを追う。(「作品資料」より)

 

 「INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部 ペルソナ」に続くシリーズの第2弾。

 AIの犯罪を公訴、立件しようとする検事、米子天々音の奮闘を描く。

 今回、容疑者は人間。

 人気インディーズ・バンドのボーカルの刺傷事件を立件しようとする天々音。

 そして、それを可能とするかもしれないのが、ヴォーカルが使用していた歌詞生成AI。

 そのAIは使用している人物の思考ら体験をそのまま反映して、歌詞を作成していくというもの。

 そんなわけで、ヴォーカルが襲われた際のことが歌詞に出てこないかと、バンド仲間の手を借り、天々音は奮闘する。

 歌詞だから抽象的な言葉も多く、それが証言となるのかなかなか判断ができない。

 調査の中でいくつも歌が作り上げられ、披露される。

 果たして天々音は歌詞生成AIから証言を引き出せるのか。

 歌詞だけでなく、歌そのものや更にその書き方にも秘密が隠されているという展開。

 今回は謎解き重視のような話であったな。

 そして容疑者を特定できるのは、人間だということか。

 AIよりも謎解きの展開が面白い話であったな。

/5

監督:下向拓生

出演:吉見茉莉奈、大山真絵子、入江崇史、澤谷一輝、大前りょうすけ、津田寛治、中山琉貴、小松原康平、アビルゲン、松村光陽、辻瀬まぶき、澤真希、涼夏、美南宏樹、藤原未砂希、平井夏貴

於:池袋HUMAX CINEMAS


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