CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-040「ヌルボムガーデン」(韓国)

2025年02月09日 11時42分23秒 | 韓国映画

とり憑かれたら、生ける屍になる

 ソヒは夫チャンスと幸せな新婚生活を送っていたが、ある日突然チャンスが自ら命を絶ち、ソヒもショックのあまり流産してしまう。悲しみに暮れるソヒは、チャンスが生前に購入していた郊外の邸宅・ヌルボムガーデンを相続することに。姉ヘランの反対を押し切ってその家に引っ越すソヒだったが、奇妙な出来事が続発。

 ある夜、家の中で亡き夫の姿を目撃したソヒは、彼が自殺に追い込まれた理由を探りはじめる。

 地元の女子高校生ヒョンジュが事情を知っていると確信したソヒは、数カ月前に失踪した彼女の行方を追うが。(「作品資料」より)

 

 韓国三大心霊スポットの一つと言われる〝ヌルボムガーデン〟を題材にしたホラー。

 夫のチャンスが突然命を絶ち、悲嘆に暮れるソヒ。

 チャンスが購入していたという家を相続したソヒは、その家に住むことにするが、奇怪な現象に遭遇するようになる。

 ついにチャンスの姿を家の中で見かけるが、それ以上に邪悪な何かが、潜んでいた。

 何か音がしたクローゼットを開けようとしたり、突然誰かが現れるなど、常套的な恐怖シーンが映し出されるが、緊張するし、驚かされる。

 チャンスは何かに殺されたと感じるソヒは、家の中に隠してあった女子高生の写真を見つけ、彼女の居所を追う。

 その女子高生、ヒョンジュのことを尋ねた高校生たちは、冒頭でヌルボムガーデンに入り、恐怖を味わった者たち。

 生きてはいたんだな。

 果たして、ヌルボムガーデンにとり憑いているのは、ヒョンジュの霊なのか。

 クライマックスに真実が明かされるが、チャンスの霊が囚われているのは、自業自得のような感じであったな。

 悲しい出来事からその家にとり憑いてしまった霊。

 オーソドックスな話のようだが、話の展開としては興味深いホラーであった。

/5

監督:ク・テジン

出演:チョ・ユニ、キム・ジュリョン、チョン・インギョム、ホ・ドンウォン

於:新宿ピカデリー


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