君は映画に出演できるんだ
撮影が終わったばかりのホラー映画「damned caves」の仕上げ作業が、忙しい監督やプロデューサー、編集マンに代わり、下っ端のアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐に任されることになった。
編集を始めた和佐は洞窟のシーンに謎の白い物体が映り込んでいるのを発見し、上司である編集マンの朽海に相談する。朽海はろくに確認もせずにそのカットをボツにし、別カットを使用しろと命じる。しかし、その晩に朽海が何者かに惨殺される。
プロデューサーの菊池は、朽海が死んだことも構わず、仕上げを続けろと良成と和佐に命じるが、さらなる殺人が起こってしまう。(「作品資料」より)
あるホラー映画を撮影され、それを編集することとなったアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐。
洞窟のシーンで白いモノが映っているのに気付いた二人であるが、上司の編集マンはバレものとしてシーンをカットしろと言う。
しかし、その後それをカットすることを指示した者たちが惨殺されていく。
しかも、カットしたはずのシーンが復活しており、更に白いモノが大きくなっていることに気付く良成と和佐。
事情を聞いた映画に出演しており、現場のモニターで白いモノを見た須賀原は、再び撮影現場である洞窟に向かい、そこで思わぬものを発見する。
あれだけの惨殺事件があったのに、警察が出てこず、編集を続けているというのは、ちょっと不可解ではあったな。
惨殺シーンは、凄惨な感じにはなっている。
実際、霊が出てくるシーンなどもあったのだが、随所に驚かされるのは、突然の登場や、スマホが異常に大きく鳴るシーンであったな。
ただ、映像に映る白いモノが徐々にその全貌を現し、画面に近づてくるシーンは緊張感高まった。
「リング」程の衝撃はなかったが。
映画に対する執念が生み出した恐怖というのは、ちょっと面白く、霊に襲われそうになった吉成が発した台詞も面白かった。
恐怖感は少な目かなという感じではあったが、興味深い話ではあった。
バレものという言葉も初めて知ったな。
/5
監督:千葉誠治
出演:正木郁、佐藤日向、古谷大和、吉武千颯、坪内悟、本井博之、森崎健康、工藤竜太、安保匠、白石れい、荻窪えき
於:シネマート新宿
撮影が終わったばかりのホラー映画「damned caves」の仕上げ作業が、忙しい監督やプロデューサー、編集マンに代わり、下っ端のアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐に任されることになった。
編集を始めた和佐は洞窟のシーンに謎の白い物体が映り込んでいるのを発見し、上司である編集マンの朽海に相談する。朽海はろくに確認もせずにそのカットをボツにし、別カットを使用しろと命じる。しかし、その晩に朽海が何者かに惨殺される。
プロデューサーの菊池は、朽海が死んだことも構わず、仕上げを続けろと良成と和佐に命じるが、さらなる殺人が起こってしまう。(「作品資料」より)
あるホラー映画を撮影され、それを編集することとなったアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐。
洞窟のシーンで白いモノが映っているのに気付いた二人であるが、上司の編集マンはバレものとしてシーンをカットしろと言う。
しかし、その後それをカットすることを指示した者たちが惨殺されていく。
しかも、カットしたはずのシーンが復活しており、更に白いモノが大きくなっていることに気付く良成と和佐。
事情を聞いた映画に出演しており、現場のモニターで白いモノを見た須賀原は、再び撮影現場である洞窟に向かい、そこで思わぬものを発見する。
あれだけの惨殺事件があったのに、警察が出てこず、編集を続けているというのは、ちょっと不可解ではあったな。
惨殺シーンは、凄惨な感じにはなっている。
実際、霊が出てくるシーンなどもあったのだが、随所に驚かされるのは、突然の登場や、スマホが異常に大きく鳴るシーンであったな。
ただ、映像に映る白いモノが徐々にその全貌を現し、画面に近づてくるシーンは緊張感高まった。
「リング」程の衝撃はなかったが。
映画に対する執念が生み出した恐怖というのは、ちょっと面白く、霊に襲われそうになった吉成が発した台詞も面白かった。
恐怖感は少な目かなという感じではあったが、興味深い話ではあった。
バレものという言葉も初めて知ったな。
/5
監督:千葉誠治
出演:正木郁、佐藤日向、古谷大和、吉武千颯、坪内悟、本井博之、森崎健康、工藤竜太、安保匠、白石れい、荻窪えき
於:シネマート新宿
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