CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-007「編集霊 deleted」(日本)

2023年01月18日 01時18分07秒 | 日本映画
君は映画に出演できるんだ
 撮影が終わったばかりのホラー映画「damned caves」の仕上げ作業が、忙しい監督やプロデューサー、編集マンに代わり、下っ端のアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐に任されることになった。
 編集を始めた和佐は洞窟のシーンに謎の白い物体が映り込んでいるのを発見し、上司である編集マンの朽海に相談する。朽海はろくに確認もせずにそのカットをボツにし、別カットを使用しろと命じる。しかし、その晩に朽海が何者かに惨殺される。
 プロデューサーの菊池は、朽海が死んだことも構わず、仕上げを続けろと良成と和佐に命じるが、さらなる殺人が起こってしまう。(「作品資料」より)


 あるホラー映画を撮影され、それを編集することとなったアシスタントプロデューサーの良成と編集助手の和佐。

 洞窟のシーンで白いモノが映っているのに気付いた二人であるが、上司の編集マンはバレものとしてシーンをカットしろと言う。

 しかし、その後それをカットすることを指示した者たちが惨殺されていく。

 しかも、カットしたはずのシーンが復活しており、更に白いモノが大きくなっていることに気付く良成と和佐。

 事情を聞いた映画に出演しており、現場のモニターで白いモノを見た須賀原は、再び撮影現場である洞窟に向かい、そこで思わぬものを発見する。

 あれだけの惨殺事件があったのに、警察が出てこず、編集を続けているというのは、ちょっと不可解ではあったな。

 惨殺シーンは、凄惨な感じにはなっている。

 実際、霊が出てくるシーンなどもあったのだが、随所に驚かされるのは、突然の登場や、スマホが異常に大きく鳴るシーンであったな。

 ただ、映像に映る白いモノが徐々にその全貌を現し、画面に近づてくるシーンは緊張感高まった。

 「リング」程の衝撃はなかったが。

 映画に対する執念が生み出した恐怖というのは、ちょっと面白く、霊に襲われそうになった吉成が発した台詞も面白かった。

 恐怖感は少な目かなという感じではあったが、興味深い話ではあった。

 バレものという言葉も初めて知ったな。

/5

監督:千葉誠治
出演:正木郁、佐藤日向、古谷大和、吉武千颯、坪内悟、本井博之、森崎健康、工藤竜太、安保匠、白石れい、荻窪えき
於:シネマート新宿

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