CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-121「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」(日本)

2023年05月23日 00時10分07秒 | 日本映画
ぴよ、って何だ?
 フリーターのえりぴよは、3年前の七夕まつりで地元・岡山のローカル地下アイドル「ChamJam」の市井舞菜に人生初のトキメキを感じて以来、すべてを舞菜に捧げてきた。
 パン屋で働いた収入のほぼ全てを「推し」に注ぎ、自分が着る服は高校時代の赤いジャージのみ、24時間推しのことを思い、布教活動にも奔走するなど、推しの存在が生きる活力となっていた。
 舞菜を推し続けて4年目に突入したある日、「ChamJam」に東京進出の話が浮上する。
 えりぴよがますます応援に精を出す一方、舞菜は自身の人気が伸び悩んでいることに葛藤していた。(「作品資料」より)


 こちらも人気コミックを原作とした実写版ドラマの劇場版。

 コミックも知らなかったし、ドラマも知らず。

 岡山の地下アイドル〝ChamJam〟を応援するフリーターのえりぴよ。

 彼女の推しは、ちょっとおとなしめで、メンバーの中での人気はいま一つの舞菜。

 ふとしたことで舞菜に出逢い、それから人生舞菜の応援に捧げているえりぴよの姿と、アイドルオタの仲間たちとの交流、そしてアイドルとして活動するChamJamの頑張りと苦悩と成長を描いた青春ドラマというところか。

 半端ない行動力で舞菜を応援するえりぴよ。

 人生、これだけ応援できるものがあるのは、いいことなんだな。

 ChamJamは岡山で活動しながら、いつか武道館でのライブを夢見る。

 東京進出、CM出演など少しずつステップを踏んでいくChamJam。

 しかし、そんな中、不運も重なってアイドルとして自信を失くしていく舞菜。

 卒業を考える舞菜に対し、えりぴよはどんな応援で舞菜を励ますのか。

 これだけ自分を応援してくれる人がいるというのもいいものだな。

 舞菜に全てを捧げて行動するえりぴよの姿が、ちょっとコミカルで微笑ましい。

 えりぴよも舞菜も応援したくなる一本である。

/5

監督:大谷健太郎
出演:松村沙友理、中村里帆、MOMO、KANO、SOYO、GUMI、和田美羽、伊礼姫奈、あかせあかり、末吉9太郎
   岩永ひひお、村田優斗、喜多乃愛、速瀬愛、根岸可蓮、山下航平、片田陽依、西山繭子、豊田裕大、ジャンボたかお
於:グランドシネマサンシャイン池袋

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