CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-104「もっと猟奇的な彼女」(韓国)

2017年04月12日 01時24分27秒 | 韓国映画
懐かしい感じのする痛み
 運命だと思っていたロングヘアの“彼女”が僧侶となって姿を消してしまい、失恋・無職・無一文という三苦に見舞われたキョヌ。
 そんな失意のどん底にいた彼の前に突然、幼少期の初恋相手で中国に旅立っていた“彼女”が現れる。彼女はとても綺麗に、そして猟奇的に成長していた。
 久しぶりの再会を喜ぶ二人は、子供の頃に交わした結婚の約束を思い出す。
 就職、そして結婚に反対する母親の壁を越え、キョヌは“彼女”と新婚生活を送ることになるのだが。(「KINENOTE」より)


 2001年製作、2003年に日本で公開され、大ヒットした記憶のある「猟奇的な彼女」の続編。

 チャ・テヒョンが出ているラブコメということで、単純にこういう邦題をつけたのかなと思ったが、純粋なる続編だった。

 実は前作は観ていないので、何とも言えないが、本作で登場する、新たな彼女で、結婚までする彼女は、猟奇的とまで言える感じなのかなという印象であった。


 前作の彼女が、出家してしまい、ふられた形になったキョヌの前に初恋の相手で中国に行っていた彼女が現れる。

 運命の相手だと感じたキョヌは彼女と結婚、就職までするが、楽しい新婚生活とは対照的に会社では厳しい日々を送ることになる。


 ちょっと暴力的な彼女ではあるが、基本はラブラブで、何か二人で楽しんでいる姿はバカップルっぽい雰囲気がふんぷんだったな。

 猟奇的というより、ちょっとイタイ感じの女性か。

 設定的には中国人なのかなという彼女を演じていたのは、K‐POPグループ、f(x)のリーダーだというビクトリア。
 韓国人なのかな。


 二人で家で、日々色んな国の形で愛を表現するということをしている中で、中国のパターンでは「花様年華」を真似ており、これはちょっと面白かった。


 彼女のために頑張りすぎ、そのため気持ちがすれ違い始めたカップルの物語であり、果たして再び二人は心を通わすことができるのかというのが終着点。

 正直、猟奇的な感じはそれ程受けず、王道的なラブ・ストーリーだったかなという印象の作品だった。


 キョヌが就職する会社の女性社員が日本人で、見たことある女優だなと思っていたら、「人狼ゲーム」「女子ーズ」に出ていた藤井美菜だった。
 韓国でも頑張ってるのかな。

/5

監督:チョ・グンシク
出演:チャ・テヒョン、ビクトリア、ペ・ソンウ、藤井美菜
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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