週末にニューオーリンズで小雪
ニューヨークのアパートで猫と暮らしている娼婦ホリーは、宝石店ティファニーの前で朝食のパンを食べるのが大好き。
ある日、彼女のアパートに作家志望の青年ポールが引っ越してくる。自由奔放で不思議な魅力を持つホリーに次第にひかれていくポール。
ところが、テキサスからホリーの夫が彼女を連れ戻しにやって来て。(「作品資料」より)
トルーマン・カポーティの小説を映画化した、1961年製作のラブ・ストーリー。
日本でも1961年に公開されたが、もちろん観られるわけもなく、一度リバイバル公開された時に鑑賞。
こちらも〝午前十時の映画祭14〟でリバイバル公開されたので、久々に鑑賞。
「ローマの休日」と並んでオードリー・ヘプバーンの代表作だという印象。
気ままに暮らしている感じのホリーのアパートに作家を目指すポールが引っ越してくる。
ある意味破天荒なホリーにポールは戸惑いながらも徐々に惹かれていく。
ホリーは多くの男性と付き合っているようだが、最終目標は金持ちと結婚して玉の輿に乗ることのよう。
そうして大好きな兄を養おうと考えている。
ホリーとポールは親しい友人という関係のようだが、ホリーも惹かれていったのかな。
ホリーの夫だという男がやって来て、ホリーを連れ戻そうとしたり、ホリーはブラジルの金持ちと結婚をしようとする。
ポールもパトロンの女性がいる模様。
果たしてそんな中で、2人の関係はどうなっていくのか。
タイトルにもある宝石店のティファニーの前で、ウインドウを覗きながら朝食のパンをかじるシーンは冒頭だけであったな。
クライマックスには、ある容疑でホリーが逮捕されてしまうという展開。
ラストはネコが無事に見つかり、ホッとしたな。
ちょっと破天荒でお洒落な感じの話で面白い1本である。
ユキヨシは日本人なのか、それとも日本好きの男なのか。
/5
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペバード、ミッキー・ルーニー、パトリシア・ニール、バディ・イブセン、マーティン・バルサム
於:グランドシネマサンシャイン池袋
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