CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-203「死霊館のシスター」(アメリカ)

2018年10月08日 23時07分14秒 | アメリカ映画
いざっていう時の神頼みは必要じゃないか
 1952年、ルーマニアの修道院で若いシスターが自ら命を絶った。不可解な点が多いため、バチカンはバーク神父と見習いシスターのアイリーンを派遣する。
 さっそく調査を開始した2人は、やがて修道院に隠された恐るべき秘密に迫る中で、悪魔のシスター“ヴァラク”の存在に行き着く。
 そして自らの命と信仰をかけたかつてない恐怖と対峙していくバークとアイリーンだったが。(「allcinema」より)


 ホラー・シリーズ「死霊館」の第2弾「死霊館 エンフィールド事件」に登場した悪魔のシスターを題材とした、「アナベル 死霊館の人形」に続くスピンオフ作品。

 1952年のルーマニアを舞台として、シスターの自殺を調査することになったバーク神父と見習いシスターのアイリーンが遭遇する恐怖を描いた作品。

 あまり憶えていなかったが、「死霊館 エンフィールド事件」で悪魔のシスターは登場していたんだな。

 その元凶となるものを描いたのが本作。


 異様な雰囲気の修道院に足を踏み入れるバーク神父とアイリーン、そしてシスターの遺体を発見し、二人を修道院まで案内したフレンチー。

 不可解な現象を何度も目にし、体験しながら、やがて本当の恐怖に遭遇する。


 思い切り直截的に恐怖を表す展開。

 ぞくぞくするような怖さではなく、突然現れるものや音で驚かせ、畳み掛ける超常現象で気持ちを昂ぶらせる。

 現代のホラーとしては定石だったかな。


 果たして、その修道院に潜む恐怖が何であるのか。

 それが明らかになり、それに対処するための決死の行動。

 見習いシスターであるアイリーンが、バチカンに調査の同行者として指名された理由。

 キリストの血が登場したりと、かなり奇跡的な話でもあるが、恐怖感は充分だったな。

 そして、全てが解決したかと見えたところで、これまた定石ながら、話は「死霊館」へと続いていく。


 アイリーンを演じた女優、「死霊館」主演のヴェラ・ファーミガに似ているなと思っていたら、その妹であるタイッサ・ファーミガだったんだな。

/5

監督:コリン・ハーディ
出演:デミアン・ビチル、タイッサ・ファーミガ、ジョナ・ブロケ
   シャーロット・ホープ、イングリット・ビス、ボニー・アーロンズ
於:新宿ピカデリー

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