CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-114「青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげに」(日本)

2020年05月06日 11時44分49秒 | 日本映画
再び立ち上がる者こそ真の勝者だ
 謎の女教師・向井青率いる“青の生徒会”とは、様々なスクールカーストに支配された悪夢の学園に転校しては、虐げられた生徒たちを解放する謎の組織。
 そんな彼らが、運動部が校庭や部室を奪われ、スクールカースト最下層に追いやられている高校に転校してくるのだったが。(「allcinema」より)


 平成と呼ばれた時代、全国の学校は様々なスクールカーストによって支配され、それによって苦しめられている生徒たちが存在した。

 そんな生徒たちを救うため、1人の女教師と5人の生徒たちが、その学校に転勤、転校して事態を打破していく。

 彼らは伝説であり、〝青の生徒会〟と呼ばれていた。

 しかし、彼らは伝説ではなく、実際に存在し、虐げられている生徒たちの救世主となっていく。

 そんな青の生徒会の活躍を描いた青春サスペンスというところか。

 今回は、運動部が校庭の使用や部室を奪われ、最下層に追いやれている高校にやって来て、その裏にある陰謀を暴きだし、解決していくという展開。

 青の生徒会を率いるのは、化学の天才でもある教師の向井青。
 そして森園祥平をはじめとする、特殊な才能を持った生徒たち。

 その才能は、SFっぽいものもあれば、現実的なものもあり。

 転校先の隠された陰謀というのは、かるた部の裏で行われていた賭博。
 そこを仕切っている明石優月という生徒が鍵のような感じ。

 こんなことが高校で行われているのか、そして明石たちはこんなことまでするのかという展開ではあるが、正直何故そのような行動をしているのか、そもそも運動部を虐げる理由がよく判らなかったな。

 いかにも凶悪そうな支配者たちに対し、祥平たちはどのように対峙するのか気になるところではあったが、クライマックスは意外とおとなしく解決していく。

 祥平が理想主義と言えるほど、青春などを熱く語っており、これだけ凶悪そうな者たちに対し、そんな言葉が響くのかという気はする。
 青いなという感じであるが、だから〝青の生徒会〟なのか。

 伝説の者たちが、支配者たちを成敗していくような話ではあるが、やや盛り上がりには欠けた展開だったかなという印象。

 タイトルには「season1」とあるが、続編でもあるのかな。

/5

監督:進藤丈広
出演:凰稀かなめ、結木滉星、金城茉奈、西川俊介、肉汁
   鎮西寿々歌、輝山立、ナンシー、山上賢治、水石亜飛夢
於:シネ・リーブル池袋

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