CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-126「ラ・ヨローナ 泣く女」(アメリカ)

2019年05月15日 00時56分27秒 | アメリカ映画
とてつもない悪と対決することになる
 1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのシングルマザー、アンナは、川で溺死した子どもたちの母親から“あなたの子どもたちも、あの女の泣き声を聞くでしょう”と謎の警告を受ける。
 まるで意味が分からないアンナだったが、ほどなくして子どもたちは本当にその泣き声を聞いてしまう。それは水のある場所ならどこにでも現われ、子どもたちの命を奪う“ヨローナ”の呪いだった。
 子どもたちに魔の手が迫る中、教会に助けを求めるアンナだったが。(「allcinema」より)


 メキシコに伝わる泣く女、ヨローナの伝説をモチーフに、子供たちに彼女が襲い掛かる恐怖を描いたホラー。


 ソーシャル・ワーカーでシングル・マザーのアンナは、あるメキシコ人の子供二人を保護する。

 母親は、二人の子供を部屋に閉じ込めていたが、アンナたちが保護しようとするところを激しく抵抗する。

 やがて、保護した二人の子供が溺死しているのが発見され、母親はアンナを攻め立てる。

 その後、アンナの二人の子供が泣き声を耳にし、女性の姿を目にするようになると、その女は二人の子供の命を狙い、アンナの目の前にも現れる。

 アンナは子供たちを守るため、教会に助けを求めるが、果たして彼女は子供たちを守れるのか。


 「死霊館」監督のジェームズ・ワンが製作にあたり、更にそのスピンオフである「アナベル 死霊館の人形」に出演していたペレズ神父も登場する作品。

 ということで、本作も「死霊館」のシリーズということになるのかな。

 ヨローナは子供の命を奪うために現れ、宣伝文句では〝水に近づいてはいけない〟ということも謳っていたようだが、それ程水にこだわった恐怖描写ではなかったような。

 子供の命を奪う時は溺死させるのが定番のようではある。

 水による恐怖描写も少なめで、どちらかと言うと突然現れるという驚きの描写の方がメインであったかな。

 ちょっと色んな方向から理由なく現れすぎという印象を受けたな。

 そんなヨローナと対決するのは、アンナがペレズ神父から紹介された呪術師。

 とてつもない悪との対決と言っていたが、対決シーン自体は、この呪術師はそれ程活躍していた感じではなかったかな。

 クライマックスの対決シーンは緊張感高まったが、伝説が面白そうな割に、実際の恐怖がやや突然の出現での驚かせに終始したかなという印象の作品だった。

/5

監督:マイケル・チャベス
出演:リンダ・カデリーニ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス、マリソル・ラミレス
   ショーン・パトリック・トーマス、ジェイニー=リン・キンチェン、トニー・アメンドーラ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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