〝オカルティズム〟を越えますか!?
ホラー映画監督の黒石光司は実録映画の撮影のため、助監督の市川美保を連れて山奥の家を訪れる。そこには、黒石の映画の内容と全く同じ体験をしたと訴える美女・三好麻里亜がいた。
やがて黒石のカメラは奇妙な現象を次々と捉え、思わぬ恐怖が彼らを襲い、カメラはその恐ろしい出来事の数々を記録していくが。(「作品資料」より)
「貞子VS伽椰子」等の白石晃士監督の最新作。
得意のP.O.V.でのモキュメンタリー・ホラー。
「WOWOWオリジナルドラマ」があったようで、その劇場版が本作。
冒頭、映画監督の黒石と助監督の市川の元に、ちょっとおかしな男が訪れ、ひと騒動を起こす様が描かれるが、これが「訪問者」という短編。
本編は、ある映像を撮ったとされる三好麻里亜という女性を訪れ、実録映画を撮ろうとする黒石と三好の姿から始まる。
そこで黒石と市川は、麻里亜の奇妙な振る舞い、そして思いも寄らぬモノの姿を目にし、それを映像に収める。
しかし、そこから次々と恐怖が彼らに襲い来ることとなる。
ちょっとしたポルターガイスト現象を見せた後、早々にその姿を出し惜しみせずに見せてくれる。
それからは、スーパーボランティアと名乗り、種々の武器を持つ江野、イケメンでオレ様風の霊能者、ナナシと共に、麻里亜を護りながら、戦い、逃げる黒石と市川。
果たして、そのモノの正体は何なのか、そして黒石たちは無事逃げ切れるのか。
そのモノの姿は、何となく白石監督らしい造形だったかなという印象。
ちなみに黒石を演じたのは白石監督自身であるが、終始撮影者ということで、ほとんどその姿、顔は見せず、さすがにちょっと監督として配慮したのかなという印象。
クライマックスは、一転アクションが展開される。
ナナシの能力も強力であったが、江野も口先だけでない強さであったな。
決着はもう何でもアリという感は否めなかったが、ホラーとアクションを交えて面白い作品であった。
/5
監督:白石晃士
出演:堀田真由、飯島寛騎、筧美和子、宇野祥平、白石晃士、佐々木ゆみ、中野英雄、池谷のぶえ
於:新宿ピカデリー
ホラー映画監督の黒石光司は実録映画の撮影のため、助監督の市川美保を連れて山奥の家を訪れる。そこには、黒石の映画の内容と全く同じ体験をしたと訴える美女・三好麻里亜がいた。
やがて黒石のカメラは奇妙な現象を次々と捉え、思わぬ恐怖が彼らを襲い、カメラはその恐ろしい出来事の数々を記録していくが。(「作品資料」より)
「貞子VS伽椰子」等の白石晃士監督の最新作。
得意のP.O.V.でのモキュメンタリー・ホラー。
「WOWOWオリジナルドラマ」があったようで、その劇場版が本作。
冒頭、映画監督の黒石と助監督の市川の元に、ちょっとおかしな男が訪れ、ひと騒動を起こす様が描かれるが、これが「訪問者」という短編。
本編は、ある映像を撮ったとされる三好麻里亜という女性を訪れ、実録映画を撮ろうとする黒石と三好の姿から始まる。
そこで黒石と市川は、麻里亜の奇妙な振る舞い、そして思いも寄らぬモノの姿を目にし、それを映像に収める。
しかし、そこから次々と恐怖が彼らに襲い来ることとなる。
ちょっとしたポルターガイスト現象を見せた後、早々にその姿を出し惜しみせずに見せてくれる。
それからは、スーパーボランティアと名乗り、種々の武器を持つ江野、イケメンでオレ様風の霊能者、ナナシと共に、麻里亜を護りながら、戦い、逃げる黒石と市川。
果たして、そのモノの正体は何なのか、そして黒石たちは無事逃げ切れるのか。
そのモノの姿は、何となく白石監督らしい造形だったかなという印象。
ちなみに黒石を演じたのは白石監督自身であるが、終始撮影者ということで、ほとんどその姿、顔は見せず、さすがにちょっと監督として配慮したのかなという印象。
クライマックスは、一転アクションが展開される。
ナナシの能力も強力であったが、江野も口先だけでない強さであったな。
決着はもう何でもアリという感は否めなかったが、ホラーとアクションを交えて面白い作品であった。
/5
監督:白石晃士
出演:堀田真由、飯島寛騎、筧美和子、宇野祥平、白石晃士、佐々木ゆみ、中野英雄、池谷のぶえ
於:新宿ピカデリー
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