CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-092「映画 咲 -Saki-」(日本)

2017年04月04日 23時44分23秒 | 日本映画
もういっこ、カン!
 清澄高校に通う1年生の宮永咲は原村和と運命的な出会いを果たし、麻雀部に入部する。
 そして互いに切磋琢磨していよいよ迎えた全国高校麻雀大会長野県予選。決勝戦は清澄高校、龍門渕高校、風越女子高校、鶴賀学園の4校が激突し、全国大会=インターハイへの切符を争う。ルールは各校5人ずつ出場し、それぞれの得点を合計した総合点で勝者が決まる。
 清澄高校の大将を務める咲は、一緒に戦ってきた仲間とともに全国へ行くと心に誓い、決戦の場へと向かうのだったが。(「allcinema」より)


 高校1年生の宮永咲が、麻雀部の仲間と共に全国大会を目指して奮闘する姿が描かれる青春ドラマ。

 冒頭、これまでの経緯が描かれ、本作では全国大会の切符をかけた県予選に挑む咲たちの姿が描かれている。

 コミックが原作であるということも、ドラマがあったということも知らなかったな。


 それにしても、高校に麻雀部があるという設定もなかなか驚きであるが、出てくるのが全て女子高生たち。

 そんな女子高生たちが全国大会出場のためにしのぎを削る様子が描かれる。

 ほとんど全編予選大会の様子が描かれ、参加する女子高生たちは制服姿を通すのだが、その制服がバラエティに富んでおり、ちょっとコスプレのような雰囲気も醸し出している。

 宮永咲が属する清澄高校麻雀部と決勝で対する3チームが、それぞれメンバー5人で対決し、計20人の女子高生が登場し、それぞれ個性的なキャラを見せている。

 麻雀がそんなに詳しいわけではないので、何とも言えないが、あまり麻雀の内容自体を描いた感じには見えず、どちらかと言えば、全国大会へ出場するための、彼女たちの想い、友情、時に愛情を描く方が大きかったかな。

 
 決勝戦の大将として登場する宮永咲。
 対するのは、絶対無比の強さを誇る龍門渕高校の天江衣。

 奇跡的な上がりを何度も見せる対決であるが、麻雀が判らないので、やっぱりその凄さは判らなかったが、盛り上がりは見せてくれたな。
 ただ、それを見せる効果が今ひとつだったような感じはする。


 ほとんど知らない若手女優ばかりであったが、おそらく清澄高校のキャプテンを演じたのは「人狼ゲーム ラヴァーズ」の古畑星夏。でもイメージが全く違ったな。

 
 麻雀自体をじっくり掘り下げたような感じではなかったが、仲間と共に全国大会を目指す女子高生たちの情熱が、いろんな手段で描かれ、少々こっ恥ずかしいところもあったが、まずまず面白かったかな。

 これで終わりということか、それとも続きがあるのかは、判断し辛いラストであった。

/5

監督:小沼雄一
出演:浜辺美波、浅川梨奈、廣田あいか、古畑星夏、山田杏奈、加村真美
   樋口柚子、星名美津紀、吉崎綾、武田玲奈、岡本夏美、あの、大西亜玖璃
   長澤茉里奈、山地まり、永尾まりや、佐野ひなこ、夏菜、菊地麻衣
於:池袋シネマ・ロサ

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