CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-153「ザ・フラッシュ」(アメリカ)

2023年06月25日 13時36分41秒 | アメリカ映画
トマト缶が下から上へ
 地上最速のヒーロー、フラッシュことバリー・アレンは、そのスピードで時間をも超越し、幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去にさかのぼって歴史を改変してしまう。そして、バリーと母と父が家族3人で幸せに暮らす世界にたどり着くが、その世界にはスーパーマンやワンダーウーマン、アクアマンは存在せず、バットマンは全くの別人になっていた。
 さらに、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が大軍を率いて襲来し、地球植民地化を始めたことから、フラッシュは別人のバットマンや女性ヒーローのスーパーガールとともに世界を元に戻し、人々を救おうとするが。(「作品資料」より)


 「ジャスティス・リーグ」に登場したフラッシュを主人公としたDCコミック原作のヒーロー・アクション。

 超速で動くことの出来るフラッシュは、バットマンを手伝いながら、街を護っていたが、私生活では、幼い頃に母親を亡くし、その罪を着せられた父親が投獄されようとしていた。

 両親を救うため、そのスピードで過去に戻り、母親を救うフラッシュことバリーであったが、そのため世界が変わってしまう。

 更に、ゾッド将軍が地球に襲来してくる。

 バリーは18歳の自分と協力し、すっかり別人であるバットマン、更にゾッド将軍が捜すスーパーガールと共にゾッド将軍に立ち向かう。

 ストーリーは過去を変えてしまったがために、世界が変わり、更に地球に危険が及ぶところで、ヒーローとして立ち向かうという展開。

 今やお馴染みのマルチ・バースの世界を本作も描いており、MCUの「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」と同じ状況を本作でも見せてくれる。

 それはバットマン。

 最初はベン・アフレックが演じるブルース・ウェインであったが、バリーが変えてしまった世界では、かつてバットマンを演じたマイケル・キートンが登場。

 更に、最後にちょっとだけバリーが過去に手を付けてしまってから現れるのが、これまたバットマンを演じたことのある人物が登場する。

 他にも、マルチバースの存在として、CGではあるが、クリストファー・リーブのスーパーマンや、ヘレン・スレイターのスーパーガール。

 更にニコラス・ケイジのスーパーマンまで登場するが、どうやらニコラス・ケイジもスーパーマンを演じる予定だったらしいが、企画がボツったことがあるらしい。

 もちろんワンダーウーマンやアクアマンもちょいと登場する。

 クライマックスの戦いでは、最強のゾッド将軍に手を焼いてしまうフラッシュたち。

 いったいバリーはどうするのかと思っていたら、思わぬ結末を迎えることになる。

 地球規模の戦いから、決着は非常に個人的なもの。
 
 しかし、それがかなりホロリとくる結末であった。

 ところで、本作の展開を観ていると、思い出すのが、1作目の「スーパーマン」

 確か、亡くなった恋人を生き返らせるために、そのスピードで地球を逆回転させ、過去に戻っていたな。

 もちろん、その際に、影響は気になったのだが、ハッピー・エンドで締められていた。

 現在だと、これもマルチバースに関わってくる展開だったろうな。

 エンドロールの後にも映像はあったが、何か次作に続くものなのかは判らなかったな。

/5

監督:アンディ・ムスキエティ
出演:エズラ・ミラー、ベン・アフレック、マイケル・キートン、サッシャ・カジェ、マイケル・シャノン
   ロン・リビングストン、マリベル・ベルドゥ、カーシー・クレモンズ、アンチュ・トラウェ
於:TOHOシネマズ池袋

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-152「忌怪島 きかいじま... | トップ | 23-154「シャークネード5 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事