CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-312「攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争」(日本)

2023年11月23日 22時44分12秒 | 日本映画
戦争は平和、自由は従属
 2045年。経済災害「全世界同時デフォルト」の発生とAIの爆発的な進化により、世界は計画的かつ持続可能な戦争「サスティナブル・ウォー」に突入。全身義体のサイボーグ・草薙素子と元公安9課のメンバーたちは、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸で傭兵部隊として活動していた。
 そんな彼らの前に、驚異的な知能と身体能力を持つ存在「ポスト・ヒューマン」が出現。
 大国間の謀略が渦巻く中、再び「攻殻機動隊」が組織される。(「作品資料」より)


 2023年11月23日に最新作が公開され、その前作となる本作が予習、復習のためリバイバル公開。

 2021年に初公開され、その時にも鑑賞しているが、ほぼ記憶が飛んでいるため再度鑑賞。

 配信にて公開された12話の作品を新たなシーンを加えながら、劇場公開用に再編集された作品。

 2045年、〝サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)〟と呼ばれるものに突入した世界。

 草薙素子少佐は、ある会社に雇われる傭兵として活動していたが、ある仕事を請け負い、そこで予想だにしなかった〝ポスト・ヒューマン〟と呼ばれる存在と遭遇する。

 やがて再び公安9課が組織され、少佐たちはポスト・ヒューマンたちに対処することになる。

 調査によって、日本でポスト・ヒューマンでありうる人物は3人。

 調べを進めるうちにメンバーは新たな真実を掴むと共に危険な状況に陥っていく。

 記念すべき第1作となる「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」も2度鑑賞し、その後も何本か鑑賞しているが、難解であり、理解が追いつかない部分も多かった。

 本作はまだ判りやすい方だったのかな。

 持続可能戦争自体よく判らなかったが。

 果たしてポスト・ヒューマンは何故生まれて、何を目的としているのか。

 そしてポスト・ヒューマンと目される少年の悲しい過去と彼が取った行動が描かれる。

 そしてその少年を調べるため京都を訪れたトグサが行き着く場所は。

 本作の続きが、今度公開される作品ということになるよう。

 難解ではあるが、アクション・シーンも多々あり、必ずしもサイボーグだけの固い話ではなく、悲哀も描かれており、面白い1本であった。

/5

総監督:神山健治、荒牧伸志
監督:藤井道人
声の出演:田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子、潘めぐみ、津田健次郎、曽世海司、喜山茂雄、林原めぐみ、川渕かおり、笠原紳司、岡田地平、武井秀哲、山城屋理紗
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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