CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-004「ザ・フォッグ」(アメリカ)

2022年01月09日 22時54分28秒 | アメリカ映画
0時から1時の間は死者の時間
 誕生100周年を迎え記念祭に沸く小さな港町アントニオ・ベイ。午前0時、ラジオDJのスティービーが町の誕生を告げると同時に、町のあちこちで不可解な出来事が起こりはじめる。
 やがて不気味な霧が町を覆い、亡霊たちが住民を襲う。
 実はこの町には、100年前の誕生にまつわる呪われた過去があった。(「作品資料」より)


 2005年にリメイクが製作された、ジョン・カーペンター監督の1980年製作のホラー。

 今回、「4Kレストア版」としてリバイバル公開。
 リメイクは鑑賞したが、オリジナルは初鑑賞。

 アントニオ・ベイという港町に霧とともに怨霊たちがやって来て、町を恐怖に陥れるという話。

 町が出来た時にまつわる話が、怨霊話として伝わっているのだが、本当にその怨霊たちが町にやって来る。

 不気味な濃霧が町に迫り来て、それと共に怨霊が住民たちを襲撃する。

 100年前の恨みを持つ怨霊であるが、実際その怨霊から逃げ惑う姿を描かれるのは、限られた人たちというのは、ちょっと物足りなさは感じたが、不気味な霧が迫って来る設定は、効果を上げていたな。

 怨霊の目的は、神父のマローンによれば、6人を殺すことだというので、限られた人物だけでもいいのかな。
 しかし、その人物ももう少し、動機付けしてくれても良かったかな。

 限られた人物の中に、ヒッチハイクで町にやって来たエリザベスという女性がいる。
 エリザベスを演じているのは、ジェイミー・リー・カーティス。

 昨年「ハロウィン KILLS」にも出演していたが、時の経過を充分感じさせられたな。

 しかし、このエリザベスは、意味のあった登場人物だったのかな。

 細かい部分に気になるところの多い話ではあったが、不気味な霧の雰囲気にはゾクゾクさせられ、驚かされるシーンも多々あるホラーであった。

/5

監督:ジョン・カーペンター
出演:エイドリアン・バーボー、ジェイミー・リー・カーティス、ジャネット・リー
   ジョン・ハウスマン、ハル・ホルブルック、トム・アトキンス、ジョン・ハウスマン
於:新宿武蔵野館

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