CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-005「キングスマン ファースト・エージェント」(イギリス・アメリカ)

2022年01月10日 11時54分04秒 | イギリス映画
評判は他人が作るもの、人格は自分自身だ
 表向きは高級紳士服テーラーだが実は世界最強のスパイ組織という「キングスマン」。国家に属さない秘密結社である彼らの最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった。
 1914年、世界大戦を裏でひそかに操る闇の組織に対し、英国貴族のオックスフォード公と息子のコンラッドが立ち向かう。
 人類破滅へのカウントダウンが迫るなか、彼らは仲間たちとともに闇の組織を打倒し、戦争を止めるために奔走する。(「作品資料」より)


 どの国にも属さない、世界最強のスパイ組織の活躍を描いた「キングスマン」「キングスマン ゴールデン・サークル」に続くシリーズ第3弾。

 今回は、〝キングスマン〟が出来るまでの過程を描いた作品で、いわゆる〝エピソード0〟にあたる作品である。

 それにしても、本作はコロナ禍で何度も公開延期の憂き目に遭い、最初の予定からほぼ2年してようやく公開出来たんだな。

 イギリスの貴族、オックスフォード公と息子のコンラッド、そして使用人であるポリーとショーラが、第1次世界大戦を裏で操る組織、ボスを突き止めようと奮闘する。

 時は、1914年からということで、現代的なアクションというわけでもないが、それでも激しいアクションは見せてくれる。

 複葉機からパラシュートで落下するシーンや、剣を使っての対決、そして銃での大乱射など。

 コンラッドは従軍もして、そこでの激しい戦闘シーンも描かれる。

 イギリス国王やドイツ皇帝、ロシア皇帝、更に戦争の裏で暗躍する者として、ラスプーチンやレーニン、マタ・ハリなど実在の人物を登場させているところも面白い。

 果たして、オックスフォード公たちは、戦争を操る組織とボスを突き止め、止めることが出来るのか。

 途中、意外な展開にもなる話。

 世界を股に掛けた壮大な話であり、アクション・エンターテインメントとして見応えある作品であった。

 エンドロール途中に映像あり。
 またまた実在の人物登場であるが、これが続編に繋がるのかは不明だな。

/5

監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン、ジェマ・アータートン、トム・ホランダー
   ジャイモン・フンスー、リス・エヴァンス、チャールズ・ダンス、マシュー・グード
於:新宿ピカデリー

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