CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-281「配信犯罪」(韓国)

2023年10月26日 00時11分14秒 | 韓国映画
どうして通報する人が一人もいないんだ
 フリーランスプロデューサーのドンジュは、友人から違法ライブ配信のリンクを受信していたことを恋人スジンに知られ、破局の危機に。
 そんな中、スジンの誕生日を祝うサプライズパーティの準備をしていたドンジュのパソコンに、謎のライブ配信のリンクが届く。自動的に開いたそのサイトには、「ジェントルマン」と名乗る仮面姿の不気味な男とスジンの姿が映し出されていた。
 愛するスジンを救うため、あらゆる人脈やSNSを使って奔走するドンジュだったが。(「作品資料」より)


 盗撮配信の犠牲になろうとしている恋人、スジンを救うため、奮闘する男、ドンジュを描いたサスペンス・スリラー。

 盗撮配信を視聴していることが知れ、一方的にスジンに嫌われてしまうドンジュ。

 なんとかとりなそうとしている中、友人が送ってきたリンクから画面が立ち上がり、ジェントルマンと名乗る男がライブ配信を始める。

 そこに現れたのはスジン。

 ネットで犠牲になろうとしているスジンを救うためドンジュはなんとか止めようとするが、ジェントルマンは聞く耳持たず。

 やがて、そんなドンジュの個人情報が晒され、ドンジュ自身、さらに姉にまで危険が及ぶようになる。

 ネット社会の怖さを表しているな。

 果たして、ドンジュはスジンを救うことができるのか。

 そして、どのような方法で。

 パニクった状況とはいえ、スジンへの電話での話や警察への電話の話などは、要領を得ない感じだったな。

 スジンの恋人だという証明に顔を晒すというのも危険な行為だな。

 案の定、嫌がらせが起こるのだが。

 どうしようもない状況の中で、ついにドンジュは一線を越える行為を犯してしまう。

 それが解決に繋がるかと思ったが、その後、思いも寄らね真実が明かされるという展開。

 ネットでの盗撮犯罪に警鐘を鳴らすような話であった。

 内容は違えど、「デスNS インフルエンサー監禁事件」を思い出させるものがあったな。

 緊張感は高まる話であった。

/5

監督:チェ・ジュヨン
出演:パク・ソンウン、パク・ソンホ、キム・ヒジョン
於:シネマート新宿

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