CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-143「ガルヴェストン」(アメリカ)

2019年06月14日 01時06分33秒 | アメリカ映画
人生やり直せる?
 長年、裏社会で生きてきた男ロイ。ある日、ガンを宣告され、自らの死が近いことを覚悟する。運命を受け入れつつも、苛立ちは募るばかり。
 そんな時、組織に裏切られ、ボスが送り込んだ殺し屋の待ち伏せに遭う。なんとか相手を殺したロイは、その場に囚われていた若い女に気づき、彼女と一緒に逃亡を図る。
 ロッキーと名乗るその女は、生活のために体を売っていた家出娘で、他に頼るあてもないという。組織に追われる身となってしまったロイだったが、そんなロッキーを見捨てることができない。
 こうしてひょんな成り行きから、ロッキーを連れて、危険な逃避行へと繰り出すハメになるロイだったが。(「allcinema」より)


 裏社会に生きる1人の男が、追われる身の中、孤独な少女を護ろうとするクライム・サスペンス。

 こういう設定だと、どうしても「レオン」を思い出してしまうな。

 病院で検査を受け、肺がんを患ってしまったらしきロイ。

 その夜、ボスに指示された家に向かうと逆に襲撃に遭ってしまう。

 何とか相手を殺したロイは、その家に囚われていた少女、ロッキーを助け出し、共に逃亡する。

 組織が追ってくるだろうと思われる中、共に過ごしていくうちに二人は徐々に心を通わせていく。


 二人の逃亡先でどのような危険が迫るのか気になるところであったが、ほとんどがロイとロッキーの逃亡劇、そして二人の様子を描いている。

 逃亡中、二人はロッキーの生まれ故郷に寄り、そこでロッキーは3歳半の幼い娘を連れ出し、一緒に逃亡することになる。

 ロイとロッキーの関係がどうなっていくのか。

 そして余命わずかと思われるロイが、どのような最期を迎えるのだろうかというのも気になるところ。

 結構緊迫感ある展開ではあったが、クライマックスからは、次々と意外な展開になっていく。

 これから未来が開けるかと思われたところで襲ってくる悲劇。

 それと共に、思わぬ真実も明らかになる。

 ラストはもう少し一騒動あるのかと思ったが、意外とスッキリした気分にはなれないラストであったな。

/5

監督:メラニー・ロラン
出演:ベン・フォスター、エル・ファニング、リリ・ラインハート、アデペロ・オデュイエ
   ボー・ブリッジス、ロバート・アラマヨ、マリア・バルベルデ、CK・マクファーランド
於:新宿シネマカリテ

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