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これで死を迎えられる
2293年、人類は不老不死の社会を実現した。
永遠の命を持つ特権階級のエターナルズは、荒廃した外界から隔絶された透明ドームの中で優雅な暮らしを送っている。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立し、それを神と崇める撲滅戦士・エクスターミネーターズを操って、外界で暮らす獣人・ブルータルズの搾取と殺戮を続けていた。
ある日、エクスターミネーターズのリーダーであるゼッドが、ザルドスの中に身を隠してドーム内に潜入する。(「作品資料」より)
1974年製作、日本でも同じ年に公開されたSFミステリー。
4Kデジタルリマスター版としてリバイバル公開されたものを鑑賞。
舞台は2293年。
石の頭が空を飛び、〝我は神なり〟と語り、地上の人間たちに大量の銃や弾丸を供給する。
エクスターミネーターズと言われる者たちは、その銃で他の人間たちを殺していく。
そんな中、エクスターミネーターズの一人、ゼッドが石の頭、ザルドスに入り込み、やがてある村に辿り着く.
辿り着いた村はどこか牧歌的であるが、住んでいる人々は超能力のようなものを有しているし、最大のことと言えば、不死であること。
しかし、それを享受しているのは一部の人間だけであるよう。
彼らは、ゼッドを下等生物のように扱い、時には奴隷、時には研究対象として扱う。
何故か素直に従うゼッドであるが、果たして彼はただ迷い込んだだけなのか、それとも何か目的があったのか。
少々、物語は見えにくい部分もある話であった。
不死というのは幸せではないのか。
幻想的な映像で綴られており、アート系の雰囲気を醸し出す作品であったな。
生と死や、格差などを描いているようだが、個人的にはちょっととっつきにくい印象の作品であった。
ゼッドを演じたのは、初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリー。
村人の一人、コンスエラを演じたのは、「エンゼル・ハート」にも出ていたシャーロット・ランプリングと、主演には名の知れた俳優が当たってはいたのだが、エンターテインメントとは言い辛かったな。
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/5
監督:ジョン・ブアマン
出演:ショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、セーラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン、サリー・アン・ニュートン、ナイオール・バギー
於:シネマート新宿
2293年、人類は不老不死の社会を実現した。
永遠の命を持つ特権階級のエターナルズは、荒廃した外界から隔絶された透明ドームの中で優雅な暮らしを送っている。彼らは空飛ぶ巨大神像ザルドスを建立し、それを神と崇める撲滅戦士・エクスターミネーターズを操って、外界で暮らす獣人・ブルータルズの搾取と殺戮を続けていた。
ある日、エクスターミネーターズのリーダーであるゼッドが、ザルドスの中に身を隠してドーム内に潜入する。(「作品資料」より)
1974年製作、日本でも同じ年に公開されたSFミステリー。
4Kデジタルリマスター版としてリバイバル公開されたものを鑑賞。
舞台は2293年。
石の頭が空を飛び、〝我は神なり〟と語り、地上の人間たちに大量の銃や弾丸を供給する。
エクスターミネーターズと言われる者たちは、その銃で他の人間たちを殺していく。
そんな中、エクスターミネーターズの一人、ゼッドが石の頭、ザルドスに入り込み、やがてある村に辿り着く.
辿り着いた村はどこか牧歌的であるが、住んでいる人々は超能力のようなものを有しているし、最大のことと言えば、不死であること。
しかし、それを享受しているのは一部の人間だけであるよう。
彼らは、ゼッドを下等生物のように扱い、時には奴隷、時には研究対象として扱う。
何故か素直に従うゼッドであるが、果たして彼はただ迷い込んだだけなのか、それとも何か目的があったのか。
少々、物語は見えにくい部分もある話であった。
不死というのは幸せではないのか。
幻想的な映像で綴られており、アート系の雰囲気を醸し出す作品であったな。
生と死や、格差などを描いているようだが、個人的にはちょっととっつきにくい印象の作品であった。
ゼッドを演じたのは、初代ジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリー。
村人の一人、コンスエラを演じたのは、「エンゼル・ハート」にも出ていたシャーロット・ランプリングと、主演には名の知れた俳優が当たってはいたのだが、エンターテインメントとは言い辛かったな。
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監督:ジョン・ブアマン
出演:ショーン・コネリー、シャーロット・ランプリング、セーラ・ケステルマン、ジョン・アルダートン、サリー・アン・ニュートン、ナイオール・バギー
於:シネマート新宿
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